妊娠32週目 胎児の大きさ・体重・エコー写真、逆子が治る確率は?
■妊娠32週- 妊娠9ヶ月
- 受精から210~216日目
- 頭殿長(座高)43~44cm
- 体重1400~2100gほど
- 子宮底長26.1~30.1cmほど
妊娠32週 初期の2頭身が4頭身へ/逆子が治る確率は
脳は活発に成長を続けていて、もう体の各器官に指令をだしたり、感覚、知覚に必要なものはそろっています。脳の発達に伴って脳の表面のしわもどんどん増えています。頭蓋骨も内側から、さらに拡げられて、赤ちゃんの頭は大きくなってゆきます。ただ、体もどんどん大きくなっているので、妊娠初期には2頭身体だった頭部は、今では4頭身になっています。妊娠初期の2頭身が、妊娠32週(32w)は4頭身へ
赤ちゃんの髪の毛も個人差がありますが伸び続けています。とても細くてやわらかい髪の毛ですが、頭蓋骨を覆って守る役割、頭部を保温する役割もあります。
またお腹の中で赤ちゃんは夢をみるようになってきていて、それは赤ちゃんの脳の発達を促すためといわれています。お母さんが聴いている音楽、声などから想像をふくらませて夢をみているのでしょうか。
妊娠32週は羊水の量がピーク
羊水の量がピークを迎え、32週前後で約800mlとなります。これ以降は、赤ちゃんが成長するにつれて、少しずつ羊水の量が減ってゆき、子宮の中で赤ちゃんの占める体積が大きくなります。そのため子宮の壁と赤ちゃんの密着度が増してきます。それでも出産時には300~500mlほどの羊水は残っています。32wの胎児の色はピンクがかった半透明に
皮下脂肪がだいぶついてきて、赤ちゃんの色は濃い赤みがかった透明から、ピンクがかった半透明になっていきます。腕や足、体も大きくなり続け、バランスのとれた体つきになってきました。血液が全身を循環し、膀胱からは約30分ごとにおしっこも出ています。妊娠32週の妊娠生活 初乳が出始める人も
おっぱいが少し出始める妊婦さんもいるかもしれません。薄い黄色みがかった液体(初乳)です。もう、おっぱい?!と、驚かれるかもしれませんが、心配ありません。赤ちゃんだけでなく、あなたの体も、赤ちゃんを迎える用意がほぼできあがってきました。妊娠32週(32w)は、おっぱいが少し出始める妊婦さんも
母体は大きくなった子宮などで不快症状も
大きくなった子宮がみぞおちあたりまで上がってきています。胃が圧迫されて一度にたくさん食べられなくなったり、腸が圧迫されることで、ひどい便秘や痔に悩む人もいるでしょう。適度な運動を心がけ、フルーツや野菜、水などを積極的にとるようにしましょう。逆に便秘のもとになるタンニンを含む濃い紅茶などは、避けるようにします。足がつったり、こむらがえりに悩まされている人も、やっぱり血液の循環を良くするのがいちばんです。ふくらはぎを下から上へマッサージしたり、足首やひざをふってほぐした後に休むのもいいですね。お風呂もゆっくりつかってリラックスです。
夜、赤ちゃんの胎動や、息苦しさで目が覚めてしまうこともあるでしょう。赤ちゃんの動きが活発になったり、そうでなくなったりのリズムは、産後の授乳のリズムに近くなっています。胎動で起こされるときは、授乳で起きるための練習と思うようにしてみましょう。眠れないときは、横になっているだけでいいんですよ。
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