妊娠中期/妊娠6ヶ月

妊娠6ヶ月ってどんな時期?

妊娠6ヵ月は、赤ちゃんが外の世界でも生きていけるぎりぎりの線を越える時期です。この時期のママと赤ちゃんの様子や特徴、やっておくべきことをご案内します。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

子宮はおへそに接近してきます

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この月の初日から出産予定日までの日数は140日間
妊娠6ヶ月とは、妊娠20週0日から23週6日までの28日間を指します。子宮はだいぶ大きくなりおへそのあたりまで上がってきます。

赤ちゃんは、外で生きていくことが可能な時期に入ります

赤ちゃんの身長は、この月の終わりには20~25cmになります。体重は、この月のはじめは300gくらいでりんご1個と同じくらいですが、終わりには500gくらいかそれ以上になります。500ccのペットボトルくらいの重さです。

この月の中頃には「生育限界」と呼ばれる22週という境界線を越えます。現代医学の恩恵を受ければ、これ以降は、もし生まれてしまっても赤ちゃんが助かる可能性が出てきます。ですから、この時点をもって流産という言い方はしなくなって早産という言葉になります。中絶もできなくなります。

赤ちゃんは聴覚が発達して、子宮の中に響いているお母さんの血流の音、消化の音などを聞いています。皮膚にも少し厚みが出てきてそれまでに較べて透け感がなくなってきます。

ママは腰痛が出てくるかもしれません

お腹が目立ってきて、むくみ、など妊婦さん特有の悩みが気になってきます。腰や背中の痛みが出やすくなってきます。不自然な反り腰をしていないか、姿勢に気をつける習慣をつけましょう。

ほとんどの人が胎動を感じるようになったと思います。まだ優しい胎動かもしれませんが、これ以降は、胎動が順調にあるかどうかが赤ちゃんの健康を知るひとつの手がかりになりますから気をつけていきましょう。

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