流産と早産は対応がまったく違います

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もし早い時期に小さな赤ちゃんが産まれたら、NICUの設備が必要です。
妊娠22週以降37週未満の出産は「早産」と呼ばれ、早産しかかった状態は「切迫早産」と言います。この場合は、赤ちゃんが産まれてしまっても助けられる可能性があるので、22週未満に赤ちゃんが出てしまう「流産」とは行動が大きく変わってきます。

赤ちゃんが小さい時期の切迫早産は、NICU(新生児集中治療室)のある病院へ入院することになります。もし本当に早産になってしまったとき、大体妊娠32~34週までの赤ちゃんはNICUのない病院では管理できないからです。同じ早産でも、正期産(妊娠37週以降)に近く発育もいい赤ちゃんとそれ以外の赤ちゃんでは対応が違います。

入院して安静にすることが大切

切迫早産は入院になり、子宮の張りを止める薬を点滴することが多いでしょう。しかしデータを見ると、薬より安静の方が効果があることがわかっています。場合によってはトイレにもいけないレベルの安静を指示されることもあります。

そうしているうちに妊娠37週に達することができれば普通に出産できます。また、37週まで持たなくても、赤ちゃんが少しでも長く胎内にいてくれれば、それだけ外界で生きていく力が強くなります。

ただ、子宮や胎盤のトラブルが起きて早産になりかかっている場合は、産まれてしまった方が安全かもしれません。そのケースを見極め、必要な場合は小さな赤ちゃんを帝王切開で誕生させるのも早産の医療の役割です。

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