妊娠26週目エコー写真で見る胎児の大きさや体重・万が一出産になったら
■妊娠26週- 妊娠7ヶ月
- 受精から168~174日目
- 頭殿長(座高)36cm
- 体重は750~1000g程
- 子宮底長が21.5~25.5cm程
<妊娠26週目 目次>
- 胎児の脳波は新生児期と似たものに
- 胎児は肺呼吸のトレーニングもする
- 男の子なら男性ホルモンを作る細胞が増加中
- 胎児が逆子でも心配しなくて大丈夫!
- 胎盤ホルモンの影響で糖尿傾向になることも
- 妊娠糖尿病と診断されたら食生活&体重管理を
妊娠26週目の胎児の脳波は、新生児期と似たものに

脳が発達し、胎児の動きが活発に
この数週間で、おでこの裏側に位置する前脳部が大きくなり、赤ちゃんが自分の意思で体全体の機能をコントロールできるようになります。体を伸ばしたり縮めたり、手を握ったりと、細かい動きも上手になってきます。
26wの胎児は肺呼吸のトレーニングもする

妊娠26週頃の赤ちゃんは肺呼吸の練習をしている
胎児が男の子なら、男性ホルモンを作る細胞が増加中

妊娠26週頃の赤ちゃんは肺呼吸の練習をしている
▷赤ちゃんの性別が分かる時期
胎児が逆子でも心配しなくて大丈夫!
26wの頃は、赤ちゃんが逆子でいる場合が結構多いです。「赤ちゃん大丈夫?」と思うお母さんもいると思いますが、赤ちゃんはその位置を自分で選んでいます。この時期は、赤ちゃんはぐるぐる回転しながら選んでいるので、赤ちゃんの位置は心配しなくても大丈夫です。またお腹の中で活発に動く赤ちゃんは、へその緒で遊んだりもしています。へその緒が赤ちゃんにまきついてしまうこともよくあり、苦しいかなと思うかもしれませんが、少々きつく巻きついてもそのうちに体勢もまた変わって、ほどけてくるので心配はいりません。
▷逆子なら帝王切開になるの?
妊娠26週目の症状・気を付けること
胎盤ホルモンの影響で糖尿傾向になることも
妊娠をすると、胎盤からのホルモンがインスリンの働きを抑えるため、お母さんは糖尿の傾向になります。これはお母さんができるだけ、赤ちゃんにエネルギー源となる糖分を供給するため、血液中の糖分を自分の肝臓や筋肉などに取り込まないようとする合目的で生理的な変化です。妊娠26週前後は妊娠ホルモンの影響を一番受けやすい時期なので、妊婦健診で、おしっこの中に糖が続けて出る場合などは、糖負荷試験を受けることになるかもしれません。もし、血糖値が基準を超えた場合は、妊娠糖尿病と診断されます。
もし妊娠糖尿病と診断されたら、食生活&体重管理を

妊娠糖尿病になったら、食生活を見直して体重管理を
妊娠糖尿病になるお母さんがいる一方、食事がなかなか進まず体重が増えてこないお母さんもいるでしょう。それでも、健診の超音波で、赤ちゃんが小さすぎたり、羊水が少なめではなければ、赤ちゃんに大きな影響はないでしょう。食べられるものを、小分けにしながらが基本です。
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