妊娠31週 胎児の大きさ・体重・エコー写真/逆子や早産の心配は?
■妊娠31週目- 妊娠8ヶ月
- 受精から203~209日目
- 頭殿長(座高)が42~43cm
- 体重は1300~1900gほど
- 子宮底長が25.6~29.6cmほど
まだ生まれてくるには早すぎますが、万が一妊娠31週での出産(早産)になっても新生児治療の対象となる週数であり、胎児は、医療の助けによって障害がなく生存の可能性が高くなるほど発達しています。
<妊娠31週 目次>
妊娠31週 羊水の量はピークを迎える/逆子は治る?
妊娠31週(31w)は、羊水の量がピークを迎える
また、赤ちゃんが逆子でいても、まだ頭位にもどる可能性は高いでしょう。
31w 胎児の骨格がしっかりし、筋力もアップ
31wになると、赤ちゃんの骨の骨化もすすみ骨格もだいぶしっかりしてきました。体重も増え続けています。筋力もアップしてきています。脳、肺と消化器以外の臓器は完全に成熟しています。生まれた赤ちゃんが目を開けないのは分娩室がまぶしいから
妊娠31週の胎児:大きなあくびが見られました
出産後、生まれてきてくれた赤ちゃんは大抵、しばらくの間目をつぶっていますが、それは分娩室がまぶしいからです。手のひらで目の上にひさしをつくってあげると、赤ちゃんは目を開けてくれるでしょう。
妊娠31週の妊娠生活 できるだけまっすぐ立って歩きましょう
お腹が大きくなってくると、バランスをとろうと、腰が反りがちになることが多いでしょう。でも、この姿勢は腰に負担をかかるので、できるだけまっすぐ立って歩くように心掛けてください。まっすぐ立ったり、座ったりすることは腹筋や背筋を鍛えることにもつながります。肩こり、腰痛、便秘を予防するためには、ストレッチなどの妊婦体操やマタニティーヨガなどで体をできるだけ柔らかい状態に保つことが重要。朝夕のシャワーやお風呂で体を温め、血液循環をよくすること。そして、食物繊維(ひじき、大豆、ごぼう)や緑黄色野菜をよく取り、十分な運動(毎日1時間)をすることなどが効き目があります。
そろそろ初乳が出る人も
薄い黄色いがかった液体が初乳。妊娠31週(31w)頃は母体も赤ちゃんを迎える用意が進んでいます
「正中線」お腹の線にも意味があります
お臍の下から縦に走る黒っぽい線が気になるお母さん、皮膚のひび割れの妊娠線ではなく、妊娠ホルモンによる色素の沈着で、正中線といいます。出産後、おなかの上に赤ちゃんを置くと、赤ちゃんは自分でおっぱいまでたどりつく能力があります。この線の色は、赤ちゃんには落ち着く色で、実は乳首の色に近くて、赤ちゃんの道標になっているのではないでしょうか。出産したら薄くなるのであまり心配しないでください。
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