エッセンシャルオイルをブレンドしてみよう
エッセンシャルオイルのおすすめブレンド方法
「混ぜちゃいけないエッセンシャルオイルの組み合わせはありますか?」「どうやってブレンドすればいいの?」
そんなご質問をよく頂きます。今回は簡単に理解できて、実践しやすいブレンドスキルの基本をお伝えします。
エッセンシャルオイルはブレンドするのが基本
混ぜた方が断然、良い香りになります
要するに、自宅やオフィスで香りを燻らせるときも、1種類だけということは、ほとんどありません。
そもそも、なぜ混ぜて(ブレンドして)使うかというと……
- 香りが複雑な方が上質
しかも混ぜた方が、角が取れて丸くなるというか、親しみやすい香りになります。コーヒーでも1種類の豆より、ブレンドコーヒーの方が飲みやすい経験をしたことはありませんか?
- 効果を期待して
エッセンシャルオイルは何種類まぜるのが良い?
「ブレンドはじめ」には2~3種類が適当です
選択肢があればあるほど、いろんな香りを作ることができますね。しかし、なかなか自宅で何十種もそろえるのは難しい。
そこで、最低限ですが、2種類のエッセンシャルオイルを用意しましょう。たった2種ですが、一気に香りはグレードアップします。なぜなら、天然のエッセンシャルオイルは1種類でいくつもの成分が入っているからです。2種混ぜれば、数十種類の成分を含む香りになるわけです!
エッセンシャルオイルをブレンドする際の留意点
実験気分で楽しんでブレンドしてみましょう
- ふたをすぐ閉める
- 上手に入れましょう
基本、混ぜてはいけない種類はありません。あまり怖がらずに混ぜてみましょう。
シトラス系アロマ同士をブレンドする場合
シトラス系といえば、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、マンダリンなど
人気のアロマに柑橘系オイルがあります。そして柑橘系アロマはどれも共通点があります。素人でもわかるミカンのような香り。似た者同士を混ぜるのが一番簡単です。
レモン&グレープフルーツ
オレンジスィート&ベルガモット
滴数は同じでOKです。
ハーブ系アロマ同士をブレンドする場合
ハーブ系といえば、セージ類、ミント類、メリッサ、スィートマジョラムなど
クラリセージ&ミント類
メリッサ&スィートマージョラム
滴数は同じでOKだけど、より好きな方を多くするなどしてアレンジしてみましょう。
重たい系アロマを軽くするブレンドの仕方
芳醇な香りには重たいアロマが多い
ローズ・アブソリュート&レモン
パチュリー&ローズマリー
サンダルウッド&ユーカリ
分量は軽い香り(前述の例の場合は右側のアロマ)を多めに(左のアロマの目安2~3倍)配合するといいでしょう。お好みで調整してください。
重たい香りを判断するのは意外と難しいもの。初心者の人はどれもこれも重たいとか、濃いなどと表現してしまいます。
エッセンシャルオイルは自然界に存在してるときと違い、蒸留したり圧搾することで濃縮されます。香りも当然「濃い」わけです。その中でさらに香りが重たいと判別するには、ベースノートを基準にするといいでしょう。
ベースノートというのは、香りが残りやすい種類です。次のエッセンシャルオイルがそれに該当します。
■代表的なベースノートのエッセンシャルオイル
サンダルウッド、パチュリ、ベチバー、ジャスミン
ラベンダーのブレンド方法
ラベンダーなら持ってる!という人は次に買う1本はブレンドして相性の良いものを選んでみませんか
ラベンダー&カモミール・ローマン
ラベンダー&プチグレン
ラベンダー&パイン
カモミールは単体よりブレンドが断然おすすめ
ブレンドするときはまず1種類で香りを試してみて考えるほか、アロマ自体に対する知識を持つとブレンドへのスキルがアップします。アロマテラピー検定のお勉強がオススメです!