リンデン

リンデン

リンデン

学名 Tiia europaea
シナノキ科
花から溶剤抽出して採油


リンデンという木はフユボダイジュとナツボダイジュが自然に交配した種です。ボダイジュ(菩提樹)と呼ばれる木は何種類もあり、東洋でも西洋でも古くから聖なる植物とされていたようです。リンデンは「ライム」という別名で表記されていることもありますが、柑橘系のライムとは異なるものです。花からは良質なハチミツも採れます。


花に香りを多く含むため、精油分(エッセンシャルオイル)は花から製造されます。リンデンは花を溶剤抽出して採取するので、アブソリュートです。
(揮発性有機溶剤抽出法で採取された芳香成分はアブソリュートと呼ばれます)。


リンデンAbs.(アブソリュート)の香り

乾燥させたリンデン

乾燥させたリンデン

濃厚だけど嫌味のない、芳醇な花の香りです。ガイドの個人的な感想を許可していただけるのであれば、本当に…素晴らしい香りです!フローラルな香りはもちろんですが、甘く、ややフルーティな要素も持ち合わせます。ローズやジャスミンと並び称されてもいいほど。価格も高価で(目安5ml 10000円前後)、レアな種類です。見つけたら是非、手に入れて頂きたいと思います。

かつてのハーバリストの書物には、心臓のトラブルに用いたり、神経の鎮静によいと書かれているといいます。