ラバンジンの効能と使い方

ラバンジンの効能と使い方とは

ラバンジンは真正(トゥルー)ラベンダーよりお花の色が薄い。

ラバンジン
学名 Lavandula hybrid
科名 シソ科
花と葉から水蒸気蒸留で採油する


地中海地方原産の低木のラバンジンは、いわゆるもっともメジャーなラベンダー(真正ラベンダー Lavandula angustifolia/L.officinalis/L.vera)と、スパイクラベンダー(フレンチラベンダー Lavandula latifolia)の交雑(交配)種です。

交雑種とは、品種改良のため、異なる種の植物を受粉させたもの。ラバンジンはもともとは自然交雑で生まれたもののようですね。外観はラベンダーと似ていますが、花色が少し落ち着いています。学名の後半にあるhybridaは、「雑種」という意味をもちます。
※ラベンダー(真正ラベンダー)については万能オイルとしてメジャーな「ラベンダー」を参照してください。

ラバンジンのエッセンシャルオイル(精油、アロマオイル)にはいくつか種類がありますが、グロッソ、スーパー、アブリアリスと書かれたタイプがよく見かけられます。10mlで1500円から2500円ぐらいが相場で、それぞれ香りが微妙に違います。できればサンプルを試して、好みのものを入手するといいでしょう。
 

比較!ラベンダーとラバンジン

こちら真正ラベンダー

こちら真正ラベンダー

ラバンジンオイルとラベンダーオイルとを比較して、もっとも際立つ違いは、含まれる成分「カンファー」です。真正ラベンダーにはカンファーはほとんど含まれませんが、ラバンジンにはカンファーが数~15%ほど含まれています。

カンファーはケトン類の1つ。有名なエッセンシャルオイルではローズマリーに含まれている成分です。カンファーの含有量はラバンジンの種類により若干、異なります。カンファーはスパイクラベンダーからの影響です。
 

ラバンジンの香りの特徴

ラベンダーの香りに似ています。比較すればその違いがわかりますが、知らされずに香りを試したら、ラベンダーかな?と思う人もいるでしょう。ラバンジンは、ラベンダーを「薬草っぽく」した香りで、フローラル感に欠けます。ラベンダーにすっきりさ、シャープさがプラスされ、ハーブの要素が強調された香りです。

一般に、その香りはラベンダーに劣ると表現されることもありますが、ハーブの要素が強調される分、その影響でナチュラル感が増すように感じます。

確かにふんわり広がる花の要素は少ないですが、さっぱりとしているので、高温多湿の季節などにもいいかもしれません。

その香りの良さを引き出すには、他のエッセンシャルオイルとブレンドするのがオススメです。続いてアロマ効果とブレンドについて説明します。
 

ラバンジンのアロマ効果と活用法

寝室で香りを広げれば、睡眠中に呼吸を安らかにしてくれます

寝室で香りを広げれば、睡眠中に呼吸を安らかにしてくれます

■アロマ効果と活用法
のどや鼻といった呼吸器系の不調にいいといわれます。芳香浴で用いるといいでしょう。アロマライトやディフューザーで香りを広げます。

■おすすめのブレンド カンファーの香りをもつ同士のブレンド。さっぱり、すっきり系に仕上がります。去痰作用(痰を切る作用)があるローズマリーを合わせることで呼吸器系のケアの相乗効果が望めます。 フローラル要素を補う形のブレンド。重たすぎず、軽すぎない、バランスのよい香りに仕上がります。ローズウッドを入れることで、香りの余韻がやや長くなります。
  こちらもカンファーを含むもの同士のブレンドです。薬草っぽいナチュラルな要素が全面に出たブレンドになります。タイムはかなり個性的な香りのため量は控えめにするのが無難です!
  シソ科の植物同士でブレンドしてみました。ハーブの要素が強調しあって、とてもさっぱり、すーっと爽快感のある香りになります。そして香りの拡散性に優れたブレンドです。ペパーミントも鼻づまりなどに効果的ですよ。

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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。