まずは精油って何?
精油はナチュラル100% |
ラベンダーやローズなどフローラルなアロマをはじめ、オレンジやレモンといった果物のアロマ、ヒノキなどのウッディ系アロマなど、いろいろな種類があります。それぞれに効能があり、目的に合わせてセレクトします。
精油は「油」という文字が使われていますが、油脂とは異なり、べたべたしていたり、のびがいいものではありません。水に混ざりにくい性質は油と同じですが、強い香りをもつことや揮発性が高い(蒸発しやすい)などの性質は油とはまったく異なります。
精油はもともと、錬金術という過程で生まれた「水蒸気蒸留法」という方法で採取されるものがほとんど。先ほどのラベンダーやローズがこれに当たります。また、オレンジやレモンなど果物の皮に香りをもつものは、「圧搾法」という方法が使われます。少数派ですが「揮発性有機溶剤抽出法」という石油系の溶剤から香りを取り出す方法もあります。この方法で採られる香りは「アブソリュート」と呼ばれます。
精油はもともとの植物から極少量しか得られません。諸説ありますが、ローズなら50~100本の花びらから1滴しか精油がとれません。
アロマテラピーの専門ショップでは20~30種ほどの精油が売られています。どれも使ってみたいのですが、では、購入するときのポイントをお教えします。