広がったお花はまるで天使が羽を広げたみたい

広がったお花はまるで天使が羽を広げたみたい

アンジェリカ

学名 Angelica archangelica 
科名 セリ科
根から水蒸気蒸留で採油


ヨーロッパ北部、中央ロシア地方などに分布する草です。太い茎の先端につける小さな花が、レースの日傘のようでとても可憐ですね。

全草に特異な甘い芳香がありますが、薬効目的などで使われるのは、たいていが「根」。そのほか、硬い茎は砂糖漬けにして製菓材料に使われます。緑色に着色された「アンゲリカ」って、かつてはよくケーキなどの飾りつけに使われていましたね! 語源は「エンジェル」つまり天使。

エッセンシャルオイルで使われるアンジェリカの仲間に、生薬のトウキ(当帰)があります。トウキは漢方で婦人科系の主薬としてよく用いられます。


アンジェリカオイルの香り

写真は「ゴボウ」ですが、アンジェリカも「根」。根は薬効が高いものが多い傾向にあります。

写真は「ゴボウ」ですが、アンジェリカも「根」。根は薬効が高いものが多い傾向にあります

アンジェリカのエッセンシャルオイルは比較的レアで、ビギナーさんが使うラインナップには入っていないことが多いです。香りもやや個性的な第一印象で、「わ!薬みたい!」という声があがるかもしれません。

パンチの効いた樹木とハーブをミックスしたようなスパイシーな香り。わずかに甘いニュアンスもありますが、漢方薬のような根っこの渋さを強く感じます。


アンジェリカの特徴

光毒性があります。光毒性とは、塗布した皮膚の部分に紫外線が当たると炎症反応を起こす可能性がある性質のことです。かんきつ系オイルでよく注意が喚起されますが、アンジェリカルートも同じく光毒性があり、スキンケアなどでの活用は注意が必要です。