タイム
ヨーロッパではもっとも知られるハーブの1つタイム。 |
シソ科の小低木
葉などを水蒸気蒸留して採油
ヨーロッパ人大好きハーブの代表といえばタイム。タイムは薬用酒ベネディクティンの原料にも使われます。ベニディクティンって知ってますか?16世紀にフランスのとある修道院で作られたリキュールのことです。香りがとてもアロマっぽい。このようにアルコールのみならず、現在でも煮込み料理、お肉料理、ビネガーの風味付けには欠かせないのがタイム。ハーブの状態で使えば消化を助けます。レモンタイム、フロードリーフタイムなどタイムにはたくさんの種類があります。
タイムのアロマ効果
この冬はタイムで風邪知らずに! |
- 身体面
全草に「チモール」という成分を多く含みます。タイムはこの成分が薬効を決めています。期待できるのが、興奮作用や殺菌作用。
これからの季節なら「風邪対策」のアロマとして役立ちます。予防はもちろん、呼吸器系の不調にいいでしょう。
いかにも薬草っぽい香りがその効果を感じさせます。ですがタイムの香りはいやみがありません。甘い香りも含まれているので、お客様が見えるリビングなどの空気浄化にも大丈夫です。
そんなわけでタイムは「加湿器のアロマ」としてオススメ!加湿器にアロマ効果をプラスするのはもう常識。もちろん使えない機種もありますが、昨年~大ブレイクの見た目&機能性のいずれの面からも高得点なこの加湿器ならアロマはもちろんOK!
空気がかなり乾燥しています。インフルエンザが猛威を振るう前に即用意したいですね。
◆AllAboutスタイルストア
「さすが話題の品がそろってます♪」⇒要チェック ±0加湿器
また、ヘアケアにも有効です。たとえばフケ、ストレス性の脱毛にも良いともいわれます。無香料のシャンプーに配合するのもいいでしょう。
- メンタル面
タイムの強烈なハーブの香りは「記憶力を刺激」するといわれます。職場の加湿器にもぴったりかもしれませんね。
■ ガイドからひとこと提案
日本人にはかなり薬草っぽく感じられる香りかもしれません。滴数は少なめからスタートしましょう。ジュニパーベリーとの相性はしっくりとなじみますし、ベルガモットを加えれば使いやすい印象になります。ラベンダーとなら間違いありません!
■ 取り扱い注意
- やや皮膚に刺激になることがあるためお風呂での使用では、敏感肌の方はご注意ください。
- チモールは強い成分です。小さな子ども、妊婦さんは使用不可です。
参考文献
『アロマテラピーのための84の精油』ワンダーセラー著 高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社)
『香りと花のハーブ図鑑』(主婦の友社)