妊娠16週目 胎児の大きさ・体重・エコー写真
■妊娠16週目- 妊娠5カ月
- 受精から98日~104日目
- 頭殿長(座高)が108mm~116mm、体重は80gほど
- 子宮底長が13cm~17cmほど
妊娠16週の胎児:手で顔を触るような仕草がよくみられます 妊娠16週(16w)になると、胎児の腕や脚ができあがり、すべての関節が働くようになってきました。骨もだいぶ硬くなってきています。
<目次>
妊娠16週目の胎児は胎盤と同じ大きさに
胎盤を通して酸素や栄養が赤ちゃんへと送られています
また16週(16w)の胎児の大きさは、胎盤と同じくらいまでに追いついてきています。これからは胎盤を追い越して成長していきます。
胎動を感じられる日ももう少し!
初めて胎動を感じる時期は、初産婦さんで妊娠18~20週ぐらいから。また経産婦さんは初産婦さんより早く感じる傾向があります。4カ月くらいで胎動を感じる人もいるようですが、この時期に胎動を感じことはまずないでしょう。多分、腸の動きなどでないかと思います。待ち遠しいですが、胎動を感じられる日ももう少しでしょう。▶胎動の種類・いつからどの位置で動く?
妊娠16週目は赤ちゃんの性別が分かる人も!
赤ちゃんの性別は、受精の瞬間に決まっています。お母さんの卵子にYの染色体をもつ精子が受精すれば男の子、Xの染色体をもつ精子が受精すれば女の子となります。妊娠7週頃には、目や鼻、くちびるなどの顔は形づくられてきてきますが、性器は男女とも構造上は全く同じで、ともに女性型になっています。 妊娠8週に入ったところでようやく男女の区別ができ始め、アンドロゲンという男性ホルモンの作用によって外性器がつくられ、14~20週くらいになると、アンドロゲンの大量分泌により、脳が男の子型へとなっていくと考えられています。赤ちゃんの性別を一番確認しやすいのは、妊娠20週前後でしょう。早ければ、超音波検査で妊娠14週頃から確認が可能なので、ようやく赤ちゃんの性別が分かる方も出てくるでしょう。
▶赤ちゃんの性別が分かる時期って?
妊娠16週目の症状・気をつけること
体調が落ち着いた方は適藤な運動を
妊娠5カ月に入り安定期となり、体調もだいぶ落ち着いてくるころです。これまであまり動いていない方は、そろそろ適度な運動をはじめてみましょう。最初はウォーキングがいいと思います。気持がいいですよ。▶妊娠中・妊婦におすすめの運動と注意点
つわりが落ち着いた方はバランス良い食事を
妊娠16週目(16w)頃になると、つわりも落ちつき、食欲が出てくる時期でもあります。バランスの取れた食事を心がけましょう。長時間同じ姿勢をとらないように仕事や家で、パソコンを使っている方、電磁波が赤ちゃんによくないという声もあるようですが、あまり心配はないと思います。それよりも同じ姿勢を長時闇続けてしまうと、腰痛やおなかの張りの原因になるので心配です。休憩時間を使って、体操をしたり、体を動かすようにしましょう。
▶妊娠中の食事疑問!OK・NGな食べ物・飲み物
お腹や胸が大きくなってくる
胸を締め付けないブラジャーをつけましょう
お母さんの体では、母乳の準備ために必要なホルモンが胎盤で作られて、胸が大きくなってきています。普段は意識しないかもしれませんが、やっぱり人間も哺乳類です。妊娠中は胸を締めつけるブラジャーはやめておきましょう。
戌の日に安産祈願へ
日本には妊娠5カ月の戌(イヌ)の日に腹帯をまいて安産祈願をする風習があります。戌は昔から安産の代名詞です。体調が良ければ、戌の日を調べて、出かけてみませんか。また安定期に入ったからといって、妊娠前と同じペースの生活を送っていいのかというとやはり違います。激しい動きや、急な動作は控えましょう。これまで以上に余裕をもって行動できるといいでしょう。
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