妊娠23週 胎動の様子やエコー写真で見る胎児の大きさ・体重
■妊娠23週- 妊娠6カ月
- 受精から147日~153日目
- 頭殿長(座高)30cm
- 体重は450g~650g程
- 子宮底長18.8cm~22.8cm程
<目次>
妊娠23週の胎児は 肉や骨、内臓組織の発達で体重増加
妊娠23週(23w)の赤ちゃんは、安定したぺースで成長を続けています。特に体重の増加が著しいのですが、この時期の体重増加分のほとんどは、筋肉や骨、内臓組織の発達によるものです。どんどん大きくなっていくので、赤ちゃんにとって子宮の中は狭くなってくるような感じがしますが、この狭さが赤ちゃんにとっては、とても快適なんです。赤ちゃんの皮膚は今はかなりシワシワですが、これから皮下脂肪が少しずつ増えて、筋肉も発達してくると皮膚の表面はなめらかになっていきます。そのためにもお母さんはきちんと栄養を摂りましょう。
赤ちゃんの顔も体もだいぶ生まれる頃のものに近くなってきましたが、皮膚には骨や内臓や血管がまだ少しだけ透けて見えます。上下のまぶたもできてきました。
妊娠23週の胎児は聴覚の発達で色々な音を聴いている
胎児はおなかの中でお母さんの声や心音などいろいろな音を聴いています
妊娠23週(23w)頃は、聴覚が発達してきて、胎動も日ごとしっかり感じられるようになるので、お腹の中の赤ちゃんにたくさん話しかけてみましょう。
胎児のすい臓が発達してきている
妊娠23週(23w)の胎児は、膵臓(すいぞう)が発達してきています。膵臓からは血中の糖を取り込む作用を促し、グリコーゲンの合成を行うことで血糖値をさげ、その一方で脂肪を蓄積させる働きのあるインスリンが分泌されます。インスリンは赤ちゃんにとっては、成長ホルモンの役割もあるんですよ。妊娠23週の妊娠生活
母乳の準備をしっかり始めている
妊娠23週(23w)の母体は、母乳の準備がしっかり始まっています。案外、意識していないようですが、僕たち人間も哺乳類です。母乳の出る量は人それぞれかもしれませんが、おっぱいが出ないお母さんはいないんです。ただ、赤ちゃんがうまく飲めるかどうか、乳首や乳輪をやさしくつまんだり、乳首の状態を知っておきましょう。妊娠中に乳房や乳首のマッサージをする必要は特にはありませんが、出産までに一度は助産師さんにおっぱいを見てもらうといいですね。
こむら返りは心配な症状ではない
こむら返りが起きたら、足を延ばして筋肉のストレッチを
また下半身の血行が悪くなるため、足の筋肉に負担がかかってきてふくらはぎにこむら返りが起こってきます。夜寝ているときにみられることが多く、なかなか予防はできません。ただし、こむら返りは妊娠や赤ちゃんに心配な症状ではありません。足を延ばして、親指を引っ張ったり、筋肉のストレッチをすることでラクになります。
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