妊娠20週 エコー写真で見る胎児の大きさ・性別や胎動の様子
■妊娠20週- 受精から126日~132日目
- 妊娠6カ月
- 頭殿長(座高)21cm~23cm
- 体重は250g~350g程
- 子宮底長が16.6cm~20.6cm程
<目次>
妊娠20週の胎児は両手にちょこんと乗るくらいの大きさ
妊娠20週(20w)になると赤ちゃんはだいぶ大きくなってきましたが、まだ両手にちょこんと乗るくらいの大きさで、今、産まれてきても、生きていくことはできません。赤ちゃんの脚の長さは新生児と同じ比率になります。新生児の手足は体に対して少し短めではありますが、歩き出すまでには伸びていきます。皮膚もかなり厚くなってきて、今では4層になって、もう体の中の水分が皮膚を通して外にしみ出てゆくことはありません。指先、手のひら、足の裏の表面模様の元になる表皮突起線も出てきました。
妊娠20週頃は胎児の神経ネットワークがぐんぐん成長中
胎児は羊水にプカプカ浮き、手足を活発に動かす
これからは赤ちゃんの五感、つまり味覚・嗅覚・聴覚・視覚・触覚の発達がさらに進んでいきます。すでに触覚(皮膚感覚)・聴覚・味覚は発達してきているので、手の温かみ、外の世界の音を赤ちゃんは十分に感じているのです。
胎動で胎児の睡眠と活動サイクルが分かることも
妊娠20週(20w)の頃になると、赤ちゃんは睡眠のパターンが習慣化してきます。筋肉や骨が強くなってきた赤ちゃんは、手足を活発に動かして過ごしています。活発に動く時間と、うとうとしていたり、眠っていたりする時間が交互にくるサイクルも整ってきました。おなかの外の音で目を覚ますこともあります。お母さんによっては、胎動を通して赤ちゃんの睡眠のサイクルがわかることがあるでしょう。超音波検査で赤ちゃんの性別が分かる
妊娠19週(19w)に、赤ちゃんが女の子なら、子宮や卵管、腟が完成します。男の子だったら生殖器の形もしっかりできあがっています。妊娠20週(20w)であれば、赤ちゃんが股を開いていれば、超音波検査でもう赤ちゃんの性別が分かるでしょう。妊娠20週の妊娠生活
体調や気分が安定し穏やかに過こせるように
体調や気分が安定してくるので、妊娠生活を楽しもう
乳頭が扁平や陥没気味のママは、授乳に備えて、乳頭マッサージを始めておくとよいでしょう。
▷妊娠中の体の疑問・悩みTOP20
羊水のためにも水分補給をしっかりと
赤ちゃんは羊水の中にプカプカと浮いています。まだ、子宮のスペースにも余裕があるので、いろいろな姿勢をとったり、宙返りをしたりして動き回っています。子宮の中を満たしている羊水は、赤ちゃんがいつも清潔な環境で過ごせるように、約3時間おきにすべてが交換されます。素晴らしいシステムですよね。そのシステムをうまく機能させるためにも、ママは毎日、十分な水分を摂ることが必要です。
▷妊娠中によくある不安・疑問トップ10
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