強壮作用とは
強壮作用のある精油は食べ物としてもなじみのある植物ばかりです
アロマテラピーの精油ではいろいろな体の機能を高めたり、向上させる効果をいいます。少し元気がないとき、体はもちろん、気力も高めるような効果が期待できそうですね。アロマテラピーは全身的に作用するものです。人を部分でとらえず、全体的にとらえる視点をもつと、強壮作用もわかりやすくなりますね。
オススメの使い方
体を元気付けたいときはアロマトリートメントはどうでしょうか。香りを楽しむだけでなく、筋肉をもみほぐしたりするため、体の機能を高めやすくすると思います。■トリートメントオイル(ブレンドオイル)の作り方
キャリアオイル(スィートアーモンドオイルやホホバオイルなど)大さじ1杯に、精油を1滴入れてよくかき混ぜる(詳しくはこちらを参照してください)。
■トリートメントの方法
- 作ったオイルを手にとり、トリートメントしたい部分に塗り広げます
- 気持ちのよい程度の力加減で、手のひらを使って手や足にオイルを刷り込むようにしてマッサージします
- 肌がオイルを吸収したら、オイルを足して構いません
特にメンタルな面で強壮作用を期待したければ、芳香浴がオススメです。お手持ちのアロマライトやディフューザーで香りを部屋に拡散させたり、ハンカチに1滴香りを落として、パソコンの脇に置いてみるなども手軽です。
強壮作用が期待できるアロマオイル
アロマで毎日をいきいきと元気に過ごしたいですね
特に消化器系の働きを強めるといわれ、なじみのあるシトラスの香りが心も明るくします。
■クラリセージ
特に子宮の働きを強めるといわれます。深みのある香りが落ち込み感を解消します。
■グレープフルーツ
特に循環系(血液やリンパの流れ)を強めるといわれ、気持ちを上向きにします。爽やかなシトラスの香り。
■サイプレス
特に循環系(血液やリンパの流れ)を強めるといわれ、感情を安定するといわれます。ウッディ系の香り。
■ジュニパーベリー
特に解毒系(消化器系など)の働きを強めるといわれ、神経を集中させます。個性のあるウッディ系の香り。
■ゼラニウム
特にホルモン系の働きを強めるといわれ、生理痛や不安を軽減します。フローラルを基調に、シトラスとややミントを混ぜたような香り。
■タイム
特に呼吸器系と消化器系の働きを強めるといわれ、風邪の予防や消化不良のときに役立つでしょう。薬草のようなハーブの香り。
■パイン
特に呼吸器系の働きを強めるといわれます。のどの調子が悪いときなどに。ウッディ系の香り。
■バジル
特に呼吸器系と消化器系の働きを強めるといわれ、のどの調子が思わしくないときや、消化不良のときに役立つでしょう。独特なハーブの香り。
■フェンネルスィート
特に呼吸器系と消化器系の働きを強めるといわれ、便秘傾向のときの不快感や風邪の予防に役立つでしょう。スパイシーな甘みのある香り。
■ブラックペッパー
特に消化器系や筋肉の働きを強めるといわれ、便秘傾向のときの不快感やこり、筋肉痛のときに役立つでしょう。スパイシーなコショウの香り。
■マジョラム
特に循環器系の働きを強めるといわれ、冷え、こり、痛みなどに役立つでしょう。甘く、ややスパイシーな香り。
■レモン
特に循環器系と消化器系の働きを強めるといわれ、頭をすっきりとさせて元気を回復させます。さわやかな軽めのシトラス系の香り。
■レモングラス
特に循環器系の働きを強めるといわれ、食欲を促しエネルギーを回復させます。レモンのようなハーブの香り。
■ローズマリー
感覚系を刺激して、頭脳を明晰にし、特に循環器系の働きを強めるといわれます。すっきりとした強めの薬草の香り。
■ローレル
特に消化器系の働きを強めるといわれ、痛みにも有効とされます。
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