近所の住宅街を散歩していると、
玄関まわりを個性的に演出している住まいが
増えているような気がする。
特に、小学生ぐらいのお子さんのいるお宅。

お正月やクリスマスはもちろん、
ハロウィンやこどもの日など、季節や行事に合わせて、
花や植物の鉢、小物(かぼちゃや鯉のぼり!)などの飾り付け、
暮らしを楽しんでいる、そんな様子が伝わってくるのだ。

オープンでコンパクトなアプローチだから

最近の一戸建てのプランをみると、門から玄関までのアプローチは、比較的オープンなつくりが増えているようだ。限られたスペースしか確保できないケースも多く、少しでも広がりを感じるようにしたい、ということもあるだろう。門扉を設ける場合でも、開放的なデザインを選んだり、機能門柱を設置するなど、敷地境界線から玄関扉までがオープンでコンパクトなプランが多くみられる。

そんな玄関まわりやアプローチ部分に、植栽や植木鉢だけでなく、木製や素焼き、ブリキなどのグッズ、キャラクターやオブジェなどを配置したり、ウェルカムボードやイルミネーションを加えたり。季節や行事に合わせて、アイテムやレイアウトに変化を持たせるなど、さまざまな工夫を凝らしているお宅を多くみることができる。最近では、ホームセンターやネットショップでも、多彩なアイテムを購入することができるし、限られた空間だからこそ、手軽に、気軽に楽しむことができるのかもしれない。

玄関扉にリースは定番かも

スペースがなくても、一戸建てではなくても、玄関まわりの演出で、取り入れやすいのは扉にリースなどを飾ること。クリスマスやお正月の時期であれば、多くのお宅で見かけるし、季節に合わせて、植物の枝や葉、木の実などを用いたものなどであれば、ナチュラルな暮らしを感じさせる素敵なアイテムのひとつになるだろう。

玄関まわりの印象を左右する玄関扉も、建材メーカー商品には豊富なデザインが揃っており、シンプルでモダンなスタイルだけでなく、自然の風合いを感じる温かみのあるデザインも人気とか。鋳物タイプのオーナメントを揃えた扉もあり、リースや小物などを飾ることができるフックを設けたタイプも。玄関扉にリースを飾る、というのは、定番の演出法となってきているのかもしれない。

玄関扉に釘を打って

わが家の場合は、シンプルというよりも殺風景な感じ。春に向けて少しは頑張るつもりだが……。

わが家の場合は、シンプルというよりも殺風景な感じ。春に向けて少しは頑張るつもりだが……。

アプローチや玄関まわりは、季節感を演出するとともに、暮らす人のセンスや住まいに対する想いのようなモノが伝わってくる場所。清潔さはもちろん、わが家ならではの雰囲気を醸し出すような工夫や配慮をしたいものだ。

と、充分わかってはいるものの、わが家の場合と言えば、暮らす人がシンプル(?)なので、せいぜい玄関扉近くやアプローチのステップに、植木鉢を置くぐらい。気分がのれば、季節の寄せ植えなどを並べてみたりはするけれど……。

お正月ぐらいは、玄関扉に飾り物を用意するが、問題は飾り方。風の強い地域のため、両面テープ付フックなどでは、あっという間に飛んで行ってしまう。仕方なく、扉の板の隙間に釘を打ってワイヤーで固定するという大げさなことに。それもあってか、なかなか玄関まわりを飾ってみよう、と思わないのかも。とはいえ、よそのお宅の玄関まわりをみると、日々季節を感じることができるような、丁寧な暮らしをしなければ、と改めて思う、今日この頃なのである。


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