アロマバスボム入浴剤とは?
アロマバスボムの作り方
「バスボムって何?」
……ごもっともです(笑)
バスボムとは、バス=お風呂、ボム=Bombつまりは爆弾のこと!お湯につけると、爆発はしませんが(笑)、シュワシュワと泡を出しながら溶けていく様子を表した言葉。バスフィズ(fizz)と呼ぶこともあります。
クエン酸、さらさらとしてます
重曹のお肌への効果
家族全員で使えますよ!
重曹は炭酸水素ナトリウムのこと。弱アルカリ性を示す性質をもちます。肌に対しては皮脂や角質を落とす効果があると言われます。
重曹をそのまま肌にごしごしこするのは、少し乱暴ですが、今回のようにお風呂に入れるとお肌がつるつるになりますね。そしてデオドラント(匂い消し)にも役立つため、体臭が気になる場合にもいいですね。加齢臭対策にお父さんにもオススメ。
ということで、子どもだけではなく親にも嬉しいバスボム、楽しく実習しましょう!
アロマバスボムを作るときの注意点
子どもたちと作るときの注意点は「虫除けアロマスプレー・アロマ入浴剤の作り方……子どもと作れる!」を必ずチェックしてください。今回は、小学1年生以上を対象とした工程、分量(エッセンシャルオイルの濃度)としています。乳幼児には使用しないでください。肌に合わない場合は使用を中止してください。
アロマバスボムの材料
最低限の材料は重曹、クエン酸、水、そしてエッセンシャルオイル
- 重曹 大さじ6杯
- クエン酸 大さじ3杯
- 水 適量
上記分量で、好みにもよりますが2~3回分は使えます。
■アロマテラピーの材料
エッセンシャルオイル(精油、アロマオイル) 1~5滴
■そのほかの材料
グリセリンやキャリアオイル…保湿効果を期待したい場合
その他、成型するための、クッキー型、お皿や混ぜる棒、スプーンなど
アロマバスボムの作り方1:計量します!
大さじスプーンがあれば計量できるので気軽ですね
アロマバスボムの作り方2:最大の難関?!水分を加えます
水分をシュシュっと
この工程が一番のポイント!それは水分の量です。水気をどばーっといれてしまうと、作ってるそばから、発泡がスタートしてしまいます。
そのため水はごく少量ずつ加えます。ここががんばりどころです!水が一度に大量に入ってしまわないようにするため、スプレー容器に水を入れるのがオススメ。
画像ではスプレーがうまくできず両手を使っていますね!小学低学年には小さなスプレーは作業しにくいかもしれません。
でも手を出さずに見守っていれば、試行錯誤の末、何とかシュシュっと出たようです!
自分のペースで楽しく作りましょう
これはエッセンシャルオイルが均一に混ざるのを助けるためです。オススメの作り方なのですが、面倒な方は水を加えたあとに、エッセンシャルオイルを重曹&クエン酸に垂らしてもOKです。
ビニール袋がやぶれないように注意して!
アロマバスボムの作り方3:混ぜて成型にいい固さにします
まだ水分が足りません
上の画像ぐらいでは、まだ水分を足さないと成型できません。
ちょうどいいぐらい
アロマバスボムの作り方4:成型!
このあたりの作業は工作気分で
クッキーの抜型の場合はスプーンを使って、隅っこまで丁寧にギュッと押し込みます。
そっと型を上にあげましょう。抜けにくい場合はポンっと少し力を入れてお皿に落としてみましょう
この瞬間は大人もこどもも集中しますね
単純な形は簡単ですが、完成したものはそれなり!
えいや、と
きんちゃくみたいにラップでくるむだけでもOKです
アロマバスボムの作り方5:乾燥させます!
どんな硬さか確認中
使い方はそのままお湯を張ったバスタブに入れるだけ!泡の出るお風呂を親子で楽しんでる間に、身体がすっかりぽかぽかになりそうですね。
今回使用したエッセンシャルオイル(精油/アロマオイル)
1日乾燥させたアロマバスボム。きれいにできましたね!
ラベンダー
そのほか、子どもたちの好きな香りを使いましょう。ただし、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系はお肌がぴりぴりと刺激を感じることが多いので、おすすめしません。
今回の2種のほか、スィートマージョラム、カモミール(ローマンもジャーマンも)、サイプレスなどは比較的、お肌に優しいと言われます。参考になさってください。
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