虫除けアロマスプレーやアロマ入浴剤の作り方…子どもと一緒に作る!
虫除けアロマスプレーやアロマ入浴剤の作り方
このようなポイントを押さえて作るアロマグッズはこちらです。
- 服や持ち物につけられる虫除けアロマスプレー
- 遊び疲れを癒すアロマバスバッグ
子どもとアロマグッズ作りを楽しむ時のポイント
肌につくと刺激になるもの(エッセンシャルオイル、無水エタノール)の取り扱いに注意しましょう。エッセンシャルオイルは原液をそのまま肌につけてはいけないので、つかないように注意をしながら作りましょう。
もしついた場合は、慌てずに、とにかくたくさんの水で洗い流します。たいていはそれで大丈夫です。(万一、ひどい場合は病院を受診してください)
怖いのは、エッセンシャルオイルが手についたことを言ってくれず、子どもがそのまま目、口、鼻に触れてしまう事です。粘膜は繊細なので、十分に気を付けてください。
もし手についていないと子どもが言っても、実習後はみんなきれいに手を洗ってくださいね。
さあ!実践です。
実際に小学生3人(低学年と高学年)の女の子と一緒に実習したレポートをご紹介します。
大活躍! 虫除けアロマスプレーを作ろう
エッセンシャルオイル、無水エタノール、水のほか、大さじスプーン、お皿、スプレー容器
■材料(50ml容器/2%濃度)
虫除け効果の期待できるエッセンシャルオイル
…今回はシトロネラとラベンダー各10滴
無水エタノール5ml
水(精製水や市販の飲用水)45ml
服に色がつかないかチェック!
色はついてるかな?どう?エッセンシャルオイルにもいろんな色があるんだよ
少し見えにくいですが、いずれも色はとても薄いですね。ということで採用です。画像にあるとおり今回は、シトロネラ、ラベンダーを採用。
※レモンは比較のためにやってみました。虫除け効果はあまり期待できません。
ちゃんと計量します
無水エタノールは小さなサイズだと作業しやすいでしょう
エタノールは、肌につくとすーっとして、人によっては少し刺激になることもあるため、低学年の子の場合などは大人が入れてあげてもいいでしょう。
もし手についたら、すぐに水で洗い流すように伝えます。こぼれやすいため、下に受け皿を置いてあげると安心です。
エッセンシャルオイルの登場
息も止めて集中
これが結構難しいのです。ものすごく集中しますよ!1滴入れようとして、だーっと数滴出てしまうことがあります。そうなると……失敗です(笑)。
今回は上手に入れてくれましたが、もし多く入ってしまったら、不採用にして滴数がわかれば、水などを計算して増して作り直します。何滴入ったかわからない場合は、スポイトなどで計量してほかの方法で活用してください。
スプレー容器は、しっかり反対側の手で押さえて入れましょう。おとなでも倒す人がいるので要注意。
水を入れて完成!
水を加えますが市販の飲用水でOK
さっそくスプレー……し過ぎです(笑)
子どもは何度もスプレーしちゃうので、目に入ったり、ふざけて人に向けてスプレーしないよう、注意してくださいね。
虫除けスプレー使用時の注意点
- スプレーするときに容器をまっすぐに立ててスプレーするように教えましょう。逆さにした状態ではうまくスプレーできません。
- 気持ちが急いて、ふたの閉め方が甘い場合があります。きっちりとふたをしてから、スプレーしないと漏れ出て手につくことがあります。
- スプレーする前はよく振りましょう。
- 日の当たらない比較的涼しいところに置いて、1週間~2週間以内に使い切りましょう。
遊び疲れを癒すアロマ入浴剤を作ろう
どうしても冷たいものを摂りすぎる子どもたちのお腹を優しく温めてくれます
■材料(1回分)
- ラベンダーのエッセンシャルオイル…1滴
- ドライハーブ…今回はローズ、ラベンダー、ローズマリー各大さじ2杯
- 天然塩…大さじ1杯
- だしパック…1枚
お皿にハーブを入れます
ドライハーブはカモミールやペパーミントなど他の種類でもOKです
思わず見ていた虫除けスプレー担当の子も「(ハーブに)触っていい?」。触ったらなぜか「わー」っと驚いて、すぐに手を拭いていました(笑)初めてドライハーブに触れたんでしょうね!
塩で相乗効果も期待します
塩もプラス
だしパックに詰めます
使い捨てだしパックに
封のとじ方も経験です
使い方
精油はラベンダーです
ハーブ成分も活用したい場合は、完成したものを洗面器に入れ、そこへ熱湯を入れます。ふたをして(お鍋やフライパンのふたでOK)約10~15分置いておきます。
湯に色がついて成分が抽出されたと感じたら、液とバスバッグすべてを湯を張ったバスタブに入れます。
香り、ハーブの色など、五感を刺激するものがいっぱいあります。そして香りの効果でゆっくりと眠れること、間違いありません。
まとめ
自分で作ったとなれば愛着もわきますね
正直、子どもたちとの作業は汚れたり、あーだこーだややこしいことも多々ありますが、夏休みの小さな想い出づくりにはなるかと思います。
そして私は身近に子どもがいて実感していますが、上質な香りに日常的に触れることでマイナスになることは一切ありません!都会の子なら、ナチュラルなものを知る機会をアロマテラピーを通して体感してもらえたら、とっても嬉しいです。
安全に楽しんでくださいね!
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