車におすすめのアロマオイルとその使い方とは?
車におすすめのアロマオイルとその使い方
「匂う」と「香る」、は別の意味で使われます。「匂う」はクサイ香り、「香る」は良い香りを指しますね。たとえば、カーコロン。ただ「匂ってる」だけではないでしょうか?
写真は100円ショップで売ってるカーアクセサリー。エアコンの吹き出し口にクリップのように留めれるカーコロンです。手軽で費用もかからずとてもいい商品だとは思います。
この商品、もともとアロマレッスンの生徒さんから教えてもらったのです。ご主人が買ってきて車につけていたのですが、生徒さんはご主人に「このニオイが苦手」とダメ出し(笑)。残念ながら不採用に終わったということです。
たしかに、日常的に天然のアロマの香りを使いだすと、どうしても人工の芳香剤の匂いがNGになってしまうものです。
車でもアロマオイルをおすすめする理由
たんに「香りらせる」だけが目的ではないのがアロマテラピーです
お手洗いのようにすぐにその場を離れる場所ならOKだけど、ドライブで長時間過ごす車のなかで芳香剤をずっと嗅いでいるのは、ちょっと苦痛。
エッセンシャルオイルの香りは、芳香剤のような人工的な香りとは違って、香りの余韻が適当、です。「香りで酔う」といったことが起きにくいのです。また、それぞれのエッセンシャルオイルの特徴を生かせば、ドライブ自体にプラスになります。
ナチュラルな香り全盛のご時世。長時間のドライブや、ここぞというシチュエーションでは是非、エッセンシャルオイルを使ってください。
車内にアロマエッセンシャルオイルの香りを広げる芳香器具はこれ!
車内にエッセンシャルオイルの香りを広げる専用器具です。同じような商品は色々出ています。車種によっては使えないこともありますので、いろいろ検索してみてもいいでしょう(ご紹介しているのはシガーライターソケット(DC12V)専用)。
エッセンシャルオイルを数滴、付属のオイルパッドに垂らし染み込ませディフューザーにセットしてシガーライターソケットに差し込んで使います。
車のアロマには、身近なものを使って明日からでも実践!
ドライブの準備にカーディフューザーを買い、エッセンシャルオイルもご用意ください。(商品によっては付属品としてアロマがついているものもあります。)しかしエッセンシャルオイルがあれば、専用器具を買わなくても「とりあえず」的に手軽に実践する方法もあります。
車中にアロマの香りを含ませたハンカチやティッシュを置くだけでOK
ハンカチ、ティッシュに含ませて車内に置くだけでOK
見栄えはよくありませんが(笑)手軽で間違いのない方法です。ミニタオルにエッセンシャルオイルを垂らして、車内に置いておくだけ!アロマの効果があればいいのなら、これでも十分じゃないかなと私は思います。
車の中のタバコの匂い対策
たばこの残り香で車内で気分が優れない時に
喫煙者が乗っている車はもちろんのこと、自分が吸っていなくても一緒に乗る人が吸っていたり、お店でのにおいが服や髪に付着して、車内にタバコのにおいが持ち込まれてしまいます。そんなときは、少し強めのハーブの香りがオススメです。
- タイム…薬草のようなさっぱりとした香り。少し特徴がありますがタバコのにおいに対抗するならこのぐらいパンチのあるものを!
- レモングラス…イネ科の葉のレモンの香りがするハーブです。タイムよりこちらの方が受け入れやすい香りでしょう。
車の気になるエアコンの匂いは抗菌アロマで消臭
いろんな匂いを吸って、吐き出すエアコンは悪臭の元なことも少なくありません
タバコのにおい、かび臭さ…エアコンを付けたときにもわ~っと広がる嫌なにおい。そんなときは抗菌アロマで一掃しましょう!不快なにおいが消えたら香りはストップしてもいいと思います。あくまでおそうじ感覚で使うのもひとつのやり方ですね。
- ユーカリ…すっきりしたウッディ系の香り。喉、鼻にもいいので、風邪気味のときにもいいですよ。
- ティートリー…軽やかな樹木の香り。抗菌が期待できるので車内クリーンに保つのに役立ちます。人を乗せるときなどは、先にこの香りで車内清掃?ならぬ、アロマで抗菌処理しておきましょう!
車の運転中もアロマで眠気を覚まそう!
ローズマリーもレモンも年齢問わず人気の香り
運転の大敵、眠気!適度な休憩をはさみつつ、サポートに香りを使ってみましょう。
- ローズマリー…爽快感のあるハーブはさっぱりとして暑い季節にもぴったり。記憶力を高めるともいわれるので、脳に「カツ」を入れてくれます!
- レモン…かんきつ系のアロマは誰にでも好まれます。集中力UPにいいとされます。運転に常備の1本といえます。
渋滞、けんかによるイライラのときは…!
イライラの元、渋滞も香りで気分をリセット
車の中で気まずいムードになったカップルは結構いるようです。せっかくの楽しいドライブデートもケンカしては台無し。しかも密室がゆえに切り替えも難しいですね。運転自体にも影響が出ては危険!
そんなときこそアロマの出番です。香りは脳に刺激を与えて気分を切り替える助けとなります。「ま、いっか」そんな気楽なモードに切り替えて、楽しいドライブ続行です。
車内でアロマを実践する前に必ずお読みください
適切に使って安全第一のドライブをお楽しみください
気を付けること
■分量
車はほぼ密室ですから、少な目の量でOKです。1滴から始めましょう。ずっと香りを使っていると嗅覚が鈍感になるため、滴数を増やしがちですが、一度換気をしたり、休憩タイムで外の空気を吸って車に戻ると、まだ香りが漂っていることがわかるものです。
■時間
目安として約2~3時間程は一回目の香りで楽しみましょう。個人差はあると思いますが、次から次へと香りをたくさん使うと、香りに酔ってしまいます。
■香りが合わない場合
すぐに窓を開けて換気しましょう。可能であれば水などを飲みましょう。
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