アロマテラピー/厳選アロマオイル・精油の効能と使い方

早春~初夏にはこの1本!スペアミント

ミントの中でもやわらかな香りが良い感じのスペアミントを取り上げます。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

スペアミント

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気分爽快になるには”ミント系”
Mentha spicata
シソ科の草本
花の咲いた先端部分と葉を蒸留して採油

スペアミントは、和名をオランダハッカというハッカ属の1種。ペパーミントはこのスペアミントとウォーターミントの雑種です。ミントは、ギリシャ神話ではミンテというニンフの名前に由来するとされています。ミンテは黄泉の国の神に愛されたせいで、結果、ハーブに変えられてしまったという、ちょっとかわいそうなお話です。

ミントは聖書にも登場し、パリサイ人が収める税の中にミントが挙げられています。古代ヘブライの教会堂の床にはミントが敷かれていたそうですよ。ペパーミントと同様、ガムや医薬品、ドリンク類のフレーバーとしてお馴染み。歯茎に良いとかで、歯磨き粉などに用いられます。



スペアミントのアロマ効果

hand in hand...
さわやかな香りが痛みを和らげる…
早春~初夏ぐらいまでのイメージにぴったりなのがこのスペアミント。ペパーミントはとても刺激的な香りなので、夏!ってイメージですよね。それに比べて、清涼感の中にも甘さをあわせもつのがスペアミントの特徴。ちょっとやさしい感じです。

  • 消化器系のトラブルに

便秘や下痢にはトリートメントで使ってみましょう。飲みすぎた夜などはお風呂に1滴落としてみては。

  • ジェットラグに

乗り物酔いや時差ぼけにも効果を発揮します。香りをハンカチに1滴落として、ゆっくりと香りを取り込みましょう。

  • 気分のリフレッシュに

疲れた心をリフレッシュさせます。



■ ガイドからひとこと提案
レモンや、少し大胆なとこではローズアブソリュートとのブレンドがガイド的な提案。おためしを!

■ 取り扱い注意
  • 特にはありません

参考文献
『ハーブ事典ハーブを知りつくすAtoZ』レスリー・ブレムネス著 樋口あやこ訳(文化出版局)
『アロマテラピーのための84の精油』ワンダーセラー著 高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社)
『香りと花のハーブ図鑑500』(主婦の友生活シリーズ)
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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