スパイクラベンダーの基本情報

スパイクラベンダーの特徴

スパイクラベンダーの香り・効能は?

学名 Lavandula latifoliaまたはL.spica
科名 シソ科
花(または花と葉)を水蒸気蒸留して採油する

地中海の西側地域やポルトガルが原産といわれるラベンダーの1種です。灰色がかった紫色の花の開花時期はイングリッシュラベンダーより2ヶ月以上遅く、夏頃から初秋にかけて花を咲かせます。オイルは防虫用や芳香剤の材料として使われます。

※もっともメジャーなラベンダーはイングリッシュラベンダーとかトゥルーラベンダー(学名:Lavandula angustifoliaまたはL.officinalis)と呼ばれます。
 

スパイクラベンダーの特徴

ラベンダーと言えばリラックス効果。これは酢酸リナリルという成分に神経系鎮静作用が期待できるところからいわれます。スパイクラベンダーのエッセンシャルオイルには、この酢酸リナリルが含まれていません。そのためリラックスの代名詞のようにいわれるイングリッシュラベンダーとは性質がかなり異なります。

イングリッシュラベンダーのオイルと共通する成分は、リナロール(アルコール類)で約40~50%含まれます。そのほか特徴的な成分として、シネオール20~30%、カンファー10~20%含みます。イングリッシュラベンダーのオイルにシネオールやカンファーは含まれません。(参考文献『アロマテラピーの辞典』林真一郎編 東京堂出版)

ラバンジンという植物がありますが、ラバンジンはスパイクラベンダーとイングリッシュラベンダーの交配種です。そのためスパイクラベンダーとラバンジンのエッセンシャルオイルは香りが似ています。
 

スパイクラベンダーの香り

イングリッシュラベンダーのエッセンシャルオイルは甘さのあるフローラル系の香りですが、スパイクラベンダーのエッセンシャルオイルには甘さがありません。特に葉にはカンファー調(樟脳系)の香りが強く、ややすっきりとした印象です。イングリッシュラベンダーより、やや薬草っぽいですね。
 

スパイクラベンダーの効果と活用法

寝室やリビングなど部屋の広さに合わせて量は調整してください。香りが合わない場合は換気しましょう

寝室やリビングなど部屋の広さに合わせて量は調整してください。香りが合わない場合は換気しましょう

スパイクラベンダーはその成分構成からみて、リラックス効果よりも抗菌や虫除けを目的に用いるといいでしょう。


■抗菌アロマとして芳香浴に
アロマライトやディフューザーでリビングに香りを広げましょう。すっきり系の香りなので、嫌味がありません。

おすすめのブレンド
  • スパイクラベンダー2滴&ローズマリー1滴…同じシソ科のハーブ同士とても相性のいいブレンドです。空気をクリーンにします。
  • スパイクラベンダー2滴&ユーカリ1滴…喉にいいユーカリと合わせて、風邪気味のときの芳香浴に。
  • スパイクラベンダー1滴&グレープフルーツ3滴…爽やかなブレンド。子どもたちにも好まれます。

■衣類のモスバッグ
要らなくなったハンカチ。ありませんか?捨てるにはもったいないけど、使うにはくたびれてる…そんなハンカチ(できれば薄いもの)に、ラベンダーやローズマリーのハーブ大さじ4杯にスパイクラベンダー3滴入れてかき混ぜ、ハンカチで包みます。それを引き出しや衣装ケースに入れておきましょう。ハーブがない場合はコットンなどでも構いません。大きさや形も自由に作ると楽しいですよ。

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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。