食材から出た旨みを味わうけんちん汁
一人暮らしのご飯には、具だくさんの汁ものがおすすめ。『アレンジ自在なシンプル野菜スープ』にも紹介しましたが、簡単に作れて栄養たっぷり、一度つくりおきしておけば日々の調理がラクになり、自炊を続けやすくなります。飽きてきたら、味や食べ方をアレンジしても楽しくおいしくいただけます。
今回は寒い季節にぴったりのけんちん汁をご紹介。冬に美味しい根菜を中心に具材たっぷりで、お吸い物仕立てで作ります。作りたてももちろん美味しいですが、翌日以降は旨みがもっと増してきます。
このけんちん汁を使ったアレンジレシピは、『けんちん汁で五目炊き込みご飯』にあります。合わせてご覧ください。
今回は寒い季節にぴったりのけんちん汁をご紹介。冬に美味しい根菜を中心に具材たっぷりで、お吸い物仕立てで作ります。作りたてももちろん美味しいですが、翌日以降は旨みがもっと増してきます。
このけんちん汁を使ったアレンジレシピは、『けんちん汁で五目炊き込みご飯』にあります。合わせてご覧ください。
具だくさんのけんちん汁の材料(6杯分)
具だくさんのけんちん汁の作り方・手順
けんちん汁の作り方
1:材料を切る
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豆腐は2cm角程度の大きさに、鶏もも肉は小さめの一口大に切ります。油揚げは縦半分に切ってから、細切りにします。
2:野菜を切る

里芋は皮をむき、輪切りにします。大根とにんじんはいちょう切りに、ごぼうはささがきにし、長ねぎは小口切りにします。こんにゃくは小さくちぎります。
3:煮込む

鍋にだし汁と材料を加え、アクを取りながら、煮込みます。
4:味をととのえる

野菜に火が通ったら(里芋に串がすっと通るくらいが目安)、酒・醤油・塩で味を整え、最後にごま油をひとたらし器にもって、長ねぎを散らしたら、できあがり。お好みで七味唐辛子や柚子胡椒を添えて。
5:けんちん汁をアレンジする

【けんちん汁のアレンジ方法】
また、ご飯や麺にかけたり、一緒に煮込んだりするのもおすすめ。写真は、ゆでうどんにけんちん汁をかけたけんちんうどんです。
醤油・塩ではなく、味噌仕立てにするのも美味しいです。ごま油を使わずに、おろししょうがをのせると風味が変わります。
また、ご飯や麺にかけたり、一緒に煮込んだりするのもおすすめ。写真は、ゆでうどんにけんちん汁をかけたけんちんうどんです。
ガイドのワンポイントアドバイス
一人暮らしでも簡単にできるように一度に煮込みはじめましたが、一手間かけて、ごま油で具材をいったん炒めてから煮込みはじめると、より一層美味しさが引き立ちます。作り置きの保存は冷蔵庫で2~3日。冷凍保存をするなら、豆腐とこんにゃくは変質してしまうため、使わないか、よけるようにしてください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。