一足早く、山を染める紅葉を楽しむ

紅葉前線は、日本列島を北から南に駆け抜けていくと同時に、高い山から始まって里に向かって下りてきます。なので、早めに紅葉を楽しみたくなったら、山に向かいましょう。

【青森】八甲田・睡蓮沼の紅葉
【青森】八甲田・睡蓮沼の紅葉(2007年10月13日撮影)
【東北】八甲田山(青森県)、八幡平(はちまんたい、岩手県、秋田県)、栗駒山(岩手県、秋田県)、蔵王連峰(山形県、宮城県)、磐梯高原(福島県)などが紅葉の名所として知られており、10月上旬には紅葉を楽しめる所が多いですね。

【関東】標高が高い奥日光・中禅寺湖(栃木県)、谷川岳天神平、万座温泉(群馬県)では10月上旬に紅葉が楽しめますし、日光・いろは坂や那須高原(栃木県)、草津温泉(群馬県)などでも10月中旬には紅葉狩りを楽しむ人たちで賑わいます。

【甲信越】駒ヶ岳ロープウェイで上った千畳敷カール(長野県)で9月下旬から、白馬・八方尾根、志賀高原、上高地(長野県)などでは10月上旬から中旬にかけてトレッキングともに紅葉が楽しめますよ。

【富山】黒部ダム展望台から見上げる立山連峰の紅葉
【富山】黒部ダム展望台から見上げる立山連峰の紅葉(1992年10月撮影)
【北陸】立山黒部アルペンルート(富山県、長野県)で9月下旬から、白山スーパー林道(石川県、岐阜県)などでも10月上旬には美しい紅葉が見られます。

北アルプスを貫く立山黒部アルペンルートでは、タイミングによっては雪・紅葉・緑という3つの季節をひとまとめにした風景までも楽しめますよ。

【東海】9月下旬から10月にかけて新穂高ロープウェイ(岐阜県)にて北アルプスの風景をバックに美しい紅葉が楽しむことができます。

街中に下りてくる途中の紅葉にも注目です

高い山から下りてきた紅葉前線は、秋が深まりつつある10月下旬から11月にかけて鮮やかにまわりの景色を彩っていきます。街中に下りてくる前の紅葉も楽しみたいものです。

【東北】日本一深い湖として知られる田沢湖周辺(秋田県)、南花巻温泉峡(岩手県)、最上峡(山形県)、鳴子温泉(宮城県)などが10月下旬より紅葉を楽しめます。

【茨城】袋田の滝
【茨城】袋田の滝の紅葉(2007年11月17日撮影)
【関東】日本の滝百選にも選ばれている袋田の滝(茨城県)、塩原温泉、龍王峡(栃木県)、吹割の滝、伊香保温泉(群馬県)、奥秩父(埼玉県)などで10月下旬頃より紅葉の便りを聞くことができます。

【甲信越】昇仙峡(山梨県)、清津峡(新潟県)で渓谷美と共に紅葉を楽しめますし、河口湖周辺も紅葉が彩ります。東海地方では、世界遺産でもある白川郷(岐阜県)や御在所岳(三重県)などで紅葉を楽しめます。

【和歌山】高野山・根本大塔と紅葉
【和歌山】高野山・根本大塔と紅葉(2008年11月9日撮影)
また、この時期になると近畿地方以西でも紅葉の便りが聞こえはじめますね。

代表的な所では、【近畿】高野山(和歌山県)や吉野(奈良県)、【中国(山陽・山陰)】蒜山高原(ひるぜんこうげん、岡山県)や大山(だいせん、鳥取県)、【九州】雲仙岳(長崎県)、菊池渓谷、蘇陽峡(熊本県)、九重“夢”大吊橋、湯布院(大分県)などです。