秋を美しく彩る紅葉・黄葉の名所一覧

京都/紅葉と人力車

【京都】紅葉と人力車(嵐山・嵯峨釈迦堂前にて)(2008年11月29日撮影)

四季の移り変わりがはっきりしている日本国内において、秋は各地で紅葉や黄葉を楽しむことができる季節。普段は何気ない風景を紅葉や黄葉が彩ることで、期間限定の素敵な風景が楽しめます。そんな紅葉・黄葉の風景が楽しめる名所・旧跡をまとめてご紹介します。
※見頃の時期は、その年の気候により大きく変動します。目安としてご覧下さい。

<目次>

 

【北海道】日本一早い紅葉を楽しむなら、北の大地へ!

紅葉シーズンの口火を切るのは北海道。緯度が高いため、日本で一番早く紅葉が楽しめる場所もあります。

■大雪山系
(見頃:9月中旬~下旬)
大雪山・旭岳の紅葉

【北海道】大雪山・旭岳の紅葉(1995年9月22日撮影)

標高2000メートル級の山々が連なる大雪山系では、ナナカマドなどの木々が赤く色づき、山肌を染め上げます。ロープウェイで行ける旭岳五合目の姿見や、バスで行ける層雲峡や銀泉台などで素晴らしい紅葉が楽しめます。

■ニセコ
(見頃:10月上旬~中旬)
ウインターリゾートとして知られていますが、秋は湿原が広がる神仙沼や大湯沼でのハイキング、ニセコパノラマライン沿いなどドライブ中でも紅葉を愛でることができます。
 
■定山渓
(見頃:10月上旬~中旬)
札幌市内中心部から1時間ほどで行ける温泉地で、渓谷のまわりを美しい紅葉が彩ります。
 
■美瑛
(見頃:9月下旬~10月上旬)
十勝岳近くの白金温泉から美瑛の中心部に紅葉・黄葉が下りてきて、春・夏とは違った目にも鮮やかな美しい風景を楽しむことができます。
 
《北海道の紅葉・黄葉の名所に関する記事》
 

【東北】全国的に早い段階で見頃の紅葉を楽しめます

緯度の関係もあり、東北地方では早めに紅葉シーズンが始まります。

■八甲田山(青森県)
(見頃:10月上旬~中旬)
八甲田・睡蓮沼の紅葉

【青森】八甲田・睡蓮沼の紅葉(2007年10月13日撮影)

標高差650メートルを上下する八甲田ロープウェイの車中からは山麓・途中・山頂のどこかで紅葉・黄葉が広がる風景が楽しめますし、山頂駅から歩ける八甲田ゴードラインでは山の風景を見ながら紅葉・黄葉を楽しめます。

また八甲田へのアクセスとなる国道103号線は、地獄沼、睡蓮沼など美しい紅葉・黄葉の名所が並ぶ楽しいドライビングロードです。
 
■田沢湖高原(秋田県)
(見頃:10月中旬~下旬)
日本一深い湖の田沢湖と湖を囲む山々が紅葉するさまを高い位置から見下ろすことができます。
 
■八幡平(岩手県・秋田県)
(見頃:10月上旬~中旬)
なだらかな山で構成されている八幡平は、秋になると雄大なパノラマすべてがカラフルな紅葉・黄葉で彩られます。
 
■栗駒山(宮城県・岩手県・秋田県)
(見頃:9月下旬~10月上旬)
三県にまたがる栗駒山は、秋になると「神の絨毯」と呼ばれる美しい風景が広がります。山頂から紅葉が色づき、秋が深まるとともに麓に紅葉・黄葉が下りてきます。
 
■最上峡(山形県)
(見頃:10月下旬~11月中旬)
山形県内を横断する最上川により造られた広めの渓谷の両岸が美しく色づき、最上川舟下りで船から眺めたり、川沿いの国道からのドライブを楽しめます。
 
■蔵王連峰(山形県・宮城県)
(見頃:9月下旬~10月中旬)
蔵王・刈田リフトから眺める紅葉・黄葉

【宮城】蔵王・刈田リフトから眺める紅葉・黄葉(2005年10月9日撮影)

美しい山容と温泉、冬の樹氷(モンスター)で知られる蔵王(ざおう)。秋は美しい紅葉・黄葉を楽しめます。エメラルドグリーンの御釜が望める宮城側のみやぎ蔵王、ロープウェイからの車窓と山頂からの紅葉を眺められる山形側の山形蔵王と表情が異なる紅葉が楽しめます。
 
■鳴子峡(宮城県)
(見頃:10月下旬~11月上旬)
鳴子温泉の近くにある高さ100メートルの深い渓谷の木々が美しく紅葉します。渓谷にかかる橋と紅葉の風景は絶景です。
 
■磐梯高原(福島県)
(見頃:10月中旬~下旬)
五色沼や檜原湖などの自然豊かな風景が楽しめる磐梯(ばんだい)高原は、秋になると美しい紅葉・黄葉が周囲を彩ります。色が変幻自在に変わる五色沼と鮮やかな紅葉の風景は要注目です。
 
《東北地方の紅葉・黄葉の名所に関する記事》
 

 【北関東】自然豊かな空間の中で美しい紅葉を楽しみましょう

北関東エリア(群馬県・栃木県・茨城県)では、山に近いエリアは早い時期に紅葉が、里では山から下りてきた紅葉を秋の真っただ中に楽しめます。
 
■奥日光(栃木県)
(見頃:9月下旬~10月上旬)
奥日光・竜頭の滝の紅葉

【栃木】奥日光・竜頭の滝の紅葉(2018年10月7日撮影)

標高が高く里よりも早い時期に木々が色づく奥日光エリア。中禅寺湖の周囲にある竜頭の滝、湯ノ湖や湯滝、そして中禅寺湖から流れ落ちる日本三名爆の一つ、華厳の滝と、大自然が生み出した景勝地と美しい紅葉・黄葉の組み合わせが見事です。
 
いろは坂(栃木県)
(見頃:10月中旬~下旬)
上り、下りの別ルートで合計48のカーブを使って高低差をクリアしたいろは坂。秋になると道の両側にある木々が美しく色づきます。明智平からロープウェイで行った展望台からは、華厳の滝の遠望と紅葉を同時に楽しめます。
 
■那須・塩原(栃木県)
(見頃:10月中旬~11月上旬)
紅葉・黄葉を見ながらのんびり温泉にも浸かることができる温泉地で、日塩もみじラインでは色づいた紅葉の中のドライブも楽しめます。
 
■谷川岳天神平(群馬県)
(見頃:10月上旬~中旬)
谷川岳の登山ルートの途中にあり、ロープウェイとリフトで上がると紅葉・黄葉が広がる風景を山麓よりも早い時期に望めます。
 
■伊香保温泉(群馬県)
(見頃:10月下旬~11月上旬)
長い石段のまわりに温泉街が広がる風情のある温泉で、石段を上った先にある河鹿橋の周囲で美しい紅葉と真っ赤な橋の組み合わせが見られます。
 
袋田の滝(茨城県)
(見頃:11月上旬~中旬)
袋田の滝の紅葉・黄葉

【茨城】袋田の滝の紅葉・黄葉(2015年11月8日撮影)

日本三名瀑の一つに数えられ、流れるさまが美しい滝の周囲を紅葉・黄葉が彩ります。
 
《北関東エリアの紅葉・黄葉の名所に関する記事》
 

【南関東】山間を染め上げる紅葉・黄葉や都市部を彩る紅葉を見てみよう

南関東エリア(千葉県・埼玉県・東京都・神奈川県)では、山間部で早めに紅葉の便りが伝えられ、都市の中心では紅葉は遅め。ライトアップで幻想的に照らされる紅葉も多いです。
 
■秩父周辺(埼玉県)
(見頃:10月下旬~11月中旬)
三峯神社がある奥秩父エリアは10月下旬、秩父神社がある秩父市内や、川下りで知られる長瀞では11月上旬~中旬と美しい紅葉が見られます。長瀞や三峯神社では紅葉のライトアップも楽しめますよ。
 
■高尾山(東京都)
(見頃:11月中旬~下旬)
ケーブルカーやハイキングコースで気軽に登れる山で、街中よりも早い時期に紅葉が楽しめます。
 
■小石川後楽園(東京都)
(見頃:11月下旬~12月上旬)
春は梅、桜などが咲く水戸光圀公ゆかりの大名庭園で、秋は美しい紅葉を見ることができます。
 
■六義園(東京都)
(見頃:11月中旬~下旬)
六義園の紅葉ライトアップ

【東京】六義園の紅葉ライトアップ(2016年11月28日撮影)

徳川綱吉に仕えた老中 柳澤吉保が残した大名庭園で、春はしだれ桜の名所として知られていますが、秋は美しい紅葉が楽しめ、ライトアップも行われます。
 
■檜町公園(東京都)
(見頃:11月下旬~12月上旬)
六本木・檜町公園の紅葉

【東京】六本木・檜町公園の紅葉(2018年12月9日撮影)

東京ミッドタウン六本木に隣接した日本庭園。元は毛利家下屋敷跡で、高層ビルの脇の公園をカラフルな紅葉・黄葉が彩ります。
 
■三渓園(神奈川県)
(見頃:11月下旬~12月上旬)
実業家 原三渓が横浜に開いた各地の古い建物を移築している庭園で、古い建物と紅葉の美しい組み合わせが楽しめます。
 
■箱根周辺(神奈川県)
(見頃:11月上旬~下旬)
箱根美術館の紅葉

【神奈川】箱根美術館の紅葉(2009年11月7日撮影)

色づいた木々が庭を美しく覆う箱根美術館や蓬莱園、朱塗りの鳥居が印象に残る箱根神社や芦ノ湖を囲む周囲の山々の紅葉など見どころがたくさん。標高差が大きいことから、時期をずらして長い期間紅葉を楽しめます。
 
大山不動尊(神奈川県)
(見頃:11月中旬~下旬)
関東三大不動尊の一つで、丹沢山塊の大山の中腹にあり、不動尊のまわりを美しい紅葉が覆います。ライトアップも行われます。
 
■養老渓谷(千葉県)
(見頃:11月下旬~12月上旬)
房総半島の里山の奥に広がる渓谷で、紅葉シーズンの終わりの時期にゆっくりと紅葉を楽しめます。
 
《南関東エリアの紅葉・黄葉の名所に関する記事》
 

【甲信越】景勝地と紅葉の美しい組み合わせなど、紅葉の絶景が盛りだくさん

甲信越地方は、アルプスの美しい山々と広がる紅葉をシーズン初めに楽しむことができ、シーズンまっただ中でも数多くある景勝地で美しい紅葉が楽しめます。
 
■清津峡(新潟県)
(見頃:10月下旬~11月上旬)
日本三大峡谷に数えられる渓谷で、深く刻まれた谷の周囲の木々が美しく色づきます。近年ではトンネルの出口の先に見える渓谷が水に映り込む幻想的な風景が人気を集めています。
 
■奥只見湖(新潟県・福島県)
(見頃:10月中旬~11月上旬)
奥只見ダムが造りだした遊覧船が航行するなど日本でも最大級のダム湖。ダムを取り囲む山々が鮮やかな紅葉を見せてくれます。
 
昇仙峡(山梨県)
(見頃:10月下旬~11月中旬)
日本一の渓谷美にも選ばれたことがあり、長潭橋、トテ馬車、独特の形をした覚円峰や静かに流れる仙娥滝と渓谷の紅葉の組み合わせは目にも鮮やかな風景です。
 
■富士五湖周辺(山梨県)
(見頃:11月上旬~中旬)
河口湖もみじ回廊の紅葉・黄葉

【山梨】河口湖もみじ回廊の紅葉・黄葉(2017年11月12日撮影)

河口湖北岸にある河口湖もみじ回廊では、小さな川を囲むように色濃い紅葉した木が並び、紅葉に覆われる美しい風景を目の当たりにできます。近隣では富士山と河口湖と紅葉を一つのフレームに収められる場所もありますし、ライトアップも行われます。

西の方にはもみじトンネルがあり、鳴沢村にある紅葉台からはすそ野まではっきり見える富士山と紅葉の絶景が楽しめます。
 
■上高地(長野県)
(見頃:9月下旬~10月下旬)
明治時代からの歴史を持つ山岳観光地で、土石流がせき止めた大正池や、梓川にかかる河童橋周辺の木々が秋になると一斉に色づき、普通でも絵になる風景がさらしさを増します。
 
千畳敷カール(長野県)
(見頃:9月下旬~10月上旬)
氷河が削ってできたカール(圏谷)が残る日本国内でも稀有な場所。中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイで登山装備がなくても来ることができ、ダイナミックな山の風景とあわせて早い時期に紅葉を楽しむことができます。
 
■白馬・八方尾根(長野県)
(見頃:9月下旬~10月上旬)
栂池自然園の紅葉・黄葉

【長野】栂池自然園の紅葉・黄葉(2013年10月6日撮影)

ウインタースポーツでおなじみのエリアで、秋を迎えると山全体が色づきます。ゴンドラとロープウェイで行ける栂池自然園では、美しい紅葉と間近に迫る山の風景を楽しめます。
 
■志賀高原(長野県)
(見頃:10月上旬~下旬)
北アルプス連峰を構成する山々の東側に広がるウインタースポーツでおなじみのエリアで、秋を迎えると山全体が色づきます。
 
《甲信越地方の紅葉・黄葉の名所に関する記事》
 

【北陸】3つの季節を同時に楽しめる紅葉の絶景は必見!

北陸地方では、白山連峰や北アルプスの山々で紅葉の絶景が楽しめます。本格的な山の装備を持っていない観光客でも、夏・秋・冬の3つの季節が一度に楽しめる絶景もありますよ。
 
立山黒部アルペンルート(富山県・長野県)
(見頃:9月下旬~10月下旬)
大観峰から眺める黒部ダムと紅葉

【富山】立山黒部アルペンルート・大観峰から眺める黒部ダムと紅葉(2013年10月5日撮影)

様々な乗り物に乗って北アルプスを横断できる山岳観光ルートで、標高が高いことから里よりもかなり早い時期に紅葉が楽しめます。その年の天候によっては山頂部が雪、中腹部が紅葉、山麓に緑が残る3つの季節をひとまとめにした風景も楽しめます。
 
■白山白川郷ホワイトロード(石川県・岐阜県)
(見頃:10月上旬~下旬)
世界遺産の白川郷から白山連峰を超えて白山一里野温泉に至る全長24.5kmの有料道路(旧名:白山スーパー林道)。美しい紅葉・黄葉の中でのドライブが楽しめます。

《北陸地方の紅葉・黄葉の名所に関する記事》
 

【東海地方】里山から本格的な山まで様々な紅葉が楽しめます

東海地方(静岡県・愛知県・岐阜県・三重県)には、里山で見られる紅葉からアルプスの山々に隣接する所まで様々な紅葉の風景が揃います。

■大井川鐡道周辺(静岡県)
(見頃:11月上旬~下旬)
蒸気機関車やアブト式機関車牽引の列車も走る大井川鐡道の車窓から紅葉が眺められます。ダム湖の中島にある大井川湖上駅からの絶景や、終点の寸又駅の先、夢の吊り橋がある寸又峡など紅葉・黄葉の見どころが多く揃います。
 
■新穂高ロープウェイ(岐阜県)
(見頃:10月上旬~下旬)
日本唯一の2階建てロープウェイで、北アルプス連峰の山々が色づく様を車窓から見ることができます。
 
■白川郷(岐阜県)
(見頃:10月下旬~11月上旬)
世界遺産に登録された合掌造りの家が立ち並ぶ中、街中の木と周囲の山々の木々が鮮やかに色づきます。
 
■香嵐渓(愛知県)
(見頃:11月中旬~下旬)
香嵐渓の紅葉

【愛知】香嵐渓の紅葉(2013年11月13日撮影)

古い町並みが残る足助のすぐそばにある香嵐渓では、川沿いの木々が美しく色づきます。またライトアップは人気が高く多くの人が集まります。
 
■鳳来寺山(愛知県)
(見頃:11月中旬~下旬)
奥三河の紅葉の名所として知られており、1425段の石段の上り口や石段の上の境内で美しい紅葉を楽しむことができます。
 
■御在所岳(三重県)
(見頃:10月中旬~11月中旬)
御在所ロープウェイで登った先に美しい紅葉が広がります。紅葉の見頃は山頂で早く、ゆっくりと山を下りてきて麓にある湯の山温泉にたどり着きます。
 
■伊勢神宮(三重県)
(見頃:11月下旬~12月上旬)
伊勢神宮・内宮 五十鈴川と紅葉

【三重】伊勢神宮・内宮 五十鈴川と紅葉(2013年12月2日撮影)

お伊勢詣りでおなじみの伊勢神宮周辺でも実は紅葉が楽しめます。宇治橋を渡り、内宮に入った先の五十鈴川沿いで神々しく感じる紅葉が見られます。

《東海地方の紅葉・黄葉の名所に関する記事》
 

【関西】全国区の人気を誇る紅葉の風景や、様々な場所で紅葉が楽しめます

関西地方の紅葉は、古都奈良・京都の紅葉が全国的に有名ですが、奈良・京都以外にも見ておきたい美しい紅葉・黄葉がたくさんあります。

■石山寺(滋賀県)
(例年:11月中旬~下旬)
石山寺の紅葉

【滋賀】石山寺の紅葉(2007年12月2日撮影)

源氏物語でおなじみ紫式部ゆかりのお寺。境内の山全体が赤や黄色に色づき、夜のライトアップの美しさは訪れた人たちを魅了します。
 
■永源寺(滋賀県)
(例年:11月上旬~下旬)
湖東三山の一つとして、琵琶湖の東側にあるお寺で、石段や境内を美しい紅葉が彩ります。
 
■日吉大社(滋賀県)
(例年:11月中旬~下旬)
比叡山のおひざ元にある古刹で、紅葉に包まれる風景を望むことができます。
 
京都駅周辺(京都府)
(例年:11月中旬~下旬)
紅葉に覆われた通天橋が美しい東福寺、五重塔と紅葉を一緒に見られる東寺など、名刹で紅葉が楽しめます。
 
■京都市内東部(京都府)
(例年:11月中旬~下旬)
永観堂の紅葉

【京都】永観堂の紅葉(2009年11月23日撮影)

東山白川エリアに清水の舞台で知られる清水寺、南禅寺、高台寺、「もみじの永観堂」と呼ばれる永観堂、法然院、詩仙堂、曼殊院、銀閣寺など紅葉が楽しめるたくさんの古刹が揃います。東山の上にある将軍塚からは京都市内が見下ろせ、山科にも醍醐寺、毘沙門堂と見逃せない紅葉があります。
 
■京都市内北部(京都府)
(例年:11月中旬~下旬)
大原、鞍馬、八瀬鷹峯エリアに三千院門跡、鞍馬寺、瑠璃光院、岩倉実相院、源光庵などの紅葉の美しい名刹があります。鞍馬・貴船へ向かう叡山電鉄では、紅葉のトンネルの中を電車で通過することもできます。
 
■京都市内西部(京都府)
(例年:11月中旬~下旬)
金閣寺の紅葉

【京都】金閣寺の紅葉(2015年11月28日撮影)

衣笠嵐山エリアに金閣寺、龍安寺、仁和寺、天龍寺、ライトアップが美しい宝厳院、宝筺院、大覚寺、大河内山荘など紅葉が楽しめる名刹が揃います。また嵐山の奥には、京都でいち早く紅葉・黄葉が楽しめる三尾(高雄・神護寺、槙尾・西明寺、栂尾・高山寺)があり、保津川下り嵯峨野観光鉄道で紅葉を眺めながら移動することも可能です。
 
■洛西周辺(京都府)
(例年:11月中旬~下旬)
西山の上にある善峯寺で京都市街を見下ろしながら紅葉が楽しめたり、もみじのトンネルが楽しめる長岡京の光明寺、向日市の向日神社などたくさんのスポットがあります。
 
■箕面大滝(大阪府)
(例年:11月中旬~下旬)
大阪の北側、箕面山の麓で流れ落ちる箕面大滝。迫力の滝を紅葉が彩る風景が見られます。
 
奈良市内(奈良県)
(例年:11月上旬~下旬)
鹿でおなじみの奈良公園、大仏様がいらっしゃる東大寺、春日大社、興福寺などで美しい紅葉が楽しめます。

談山神社(奈良県)
(例年:11月中旬~11月下旬)
談山神社の紅葉

【奈良】談山神社の紅葉(2005年11月19日撮影)

大化の改新の舞台として知られる談山神社。他では見られない十三重塔との紅葉が印象に残ります。
 
長谷寺(奈良県)
(例年:11月上旬~下旬)
花の寺として知られ、五重塔と本堂が紅葉に包まれる素晴らしい風景が見られます。
 
■吉野(奈良県)
(例年:11月上旬~12月中旬)
春の美しい桜で良く知られる吉野は、秋を迎えると山全体が紅葉に包まれます。上千本から下千本まで標高差があるので、桜と同様に長い期間どこかで紅葉が楽しめます。
 
高野山(和歌山県)
(見頃:10月下旬~11月上旬)
高野山・根本大塔と紅葉

【和歌山】高野山・根本大塔と紅葉(2008年11月9日撮影)

根本大塔などの朱塗りの建物との紅葉のコントラストや、山内を通る道沿いで印象に残る紅葉の風景が楽しめます。
 
■六甲山周辺(兵庫県)
(例年:11月上旬~下旬)
海と山が近い神戸。手軽なハイキングコースでも知られる六甲山は、秋を迎えると六甲山頂と有馬温泉を結ぶ六甲有馬ロープウェイや六甲高山植物園などいろいろな場所で紅葉を楽しむことができます。
 
《関西地方の紅葉・黄葉の名所に関する記事》
 

【中国地方】山陽と山陰の境にある中国山地の山間で紅葉が楽しめます

中国地方(山陽・山陰)では、山陽と山陰を切り分ける中国山地の山間を中心にたくさんの紅葉の名所が揃います。
 
■蒜山高原(岡山県)
(例年:10月下旬~11月上旬)
中国山地の中では、高原が広がる風景は少なめ。そんな高原の一つ、蒜山高原では周囲の山々と高原が色づく風景が楽しめます。
 
■旧閑谷学校(岡山県)
(例年:11月上旬~下旬)
江戸時代の岡山藩の藩校、閑谷学校の建物が今も残っており、周囲の木々の紅葉と建物の調和が美しいです。
 
■宮島(広島県)
(例年:11月中旬~下旬)
安芸の宮島として知られる嚴島神社のすぐそばにある紅葉谷公園で鮮やかな紅葉が楽しめます。三重塔と紅葉の組み合わせは印象に残ります。
 
■大山(鳥取県)
(例年:10月下旬~11月上旬)
美しい山容から伯耆富士として親しまれている大山。季節が進むとともに山の上から紅葉が下りてくる美しい風景が見られます。
 
■由志園(島根県)
(例年:11月中旬~12月上旬)
由志園の紅葉ライトアップ

【島根】由志園の紅葉ライトアップ(2014年12月6日撮影)

中海に浮かぶ大根島の中にある庭園で、春のぼたんが良く知られている由志園。秋は園内の木々が色づき、ライトアップで幻想的な紅葉を見ることができます。
 
■鰐淵寺(島根県)
(例年:11月中旬~下旬)
出雲大社の背後にある山の奥深くにある鰐淵寺。山陰随一の紅葉と言われる美しい風景が見られます。

 

【四国】山を彩る紅葉と島で見られる紅葉に注目

四国では、四国の真ん中にある四国山脈の中に紅葉を楽しめるスポットが点在しています。また瀬戸内海の島々でも紅葉が楽しめますよ。

■大歩危・小歩危(徳島県)
(例年:11月中旬~下旬)
吉野川の上流にあり、奇岩・巨岩が立ち並ぶ渓谷を紅葉が彩ります。
 
■石鎚山(愛媛県)
(例年:10月下旬~11月上旬)
四国を含めた西日本最高峰の山で頂上から順に紅葉が下るさまを間近で見ることができます。頂上には登山装備が必要ですが、中腹の成就社までは石鎚登山ロープウェイとリフトで行くことができます。
 
■寒霞渓(香川県)
(例年:11月中旬~下旬)
小豆島にある紅葉の名所。ロープウェイの車窓から瀬戸内海と共に美しい紅葉を楽しむことができます。

 

【九州】山間の渓谷美と紅葉、庭園と紅葉など多彩な組み合わせが楽しめます

九州で紅葉が楽しめる場所は、九州の中央を縦に貫く九州山地の山間に多くあります。また他にも庭園と紅葉など様々な組み合わせで紅葉が楽しめます。

■秋月城址(福岡県)
(例年:11月下旬~12月上旬)
秋月城址の紅葉

【福岡】秋月城址の紅葉(2016年11月19日撮影)

朝倉市にある秋月藩の城跡で、黒門や垂裕神社の周囲にある紅葉が鮮やかに色づきます。
 
御船山楽園(佐賀県)
(例年:11月中旬~下旬)
御船山楽園の紅葉ライトアップ

【佐賀】御船山楽園の紅葉ライトアップ(2016年11月19日撮影)

武雄にある美しい庭園で、池と断崖絶壁が織りなす中を美しい紅葉が彩ります。特筆すべきは夜のライトアップで日本最大級の規模で幻想的な紅葉を楽しめます。
 
■九年庵(佐賀県)
(例年:11月中旬~下旬)
神埼にある実業家 伊丹弥太郎氏の別荘と庭園で、紅葉と庭園の苔が美しい名所。紅葉の美しい時期に数日だけ一般公開されます。
 
■雲仙(長崎県)
(例年:10月下旬~11月上旬)
温泉など地球の恵みを体感できる地で、ロープウェイに乗って眼下の紅葉を見下ろすことができます。
 
■菊池渓谷(熊本県)
(例年:10月下旬~11月上旬)
阿蘇の外輪山を水源とする菊池川の上流で、両岸を紅葉が彩る風景を見ることができます。
 
■九重“夢”大吊橋(大分県)
(例年:10月下旬~11月中旬)
日本で一番の高さを誇り、日本で2番目に長い歩行者専用橋が、紅葉の美しい九酔峡にかかっており、橋の上から吊り橋のドキドキと共に紅葉を楽しめます。
 
■湯布院(大分県)
(例年:11月上旬~中旬)
別府と並ぶ温泉地として知られており、由布岳が見守る美しい町並みのあちらこちらで紅葉を楽しむことができます。金鱗湖のまわりを彩る紅葉は見ごたえがあります。
 
■高千穂峡(宮崎県)
(例年:11月中旬~下旬)
阿蘇の火山活動で生まれた柱状節理の岩が立ち並ぶ美しい渓谷を紅葉が彩ります。
 
《九州地方の紅葉・黄葉の名所に関する記事》
 

【黄葉の風景】いちょうの黄葉も秋ならでは

紅葉と聞くと、葉が赤く色づくイメージが強いですが、いちょうのように黄色く色づく葉があることで、さらに秋の風景が引き立ちます。

■神宮外苑(東京都)
(見頃:11月中旬~12月上旬)
神宮外苑のいちょう並木ライトアップ

【東京】神宮外苑のいちょう並木ライトアップ(2017年11月27日撮影)

神宮球場や国立競技場、秩父宮ラグビー場などの多彩なスポーツ施設が集まった明治神宮外苑の中を通る広い通り。両脇にあるいちょう並木が見事な黄色に染まります。ライトアップも行われます。
 
■日本大通(神奈川県)
(見頃:11月下旬~12月上旬)
横浜スタジアムから象の鼻パークまで伸びる広い道路をいちょう並木が彩ります。横浜三塔の一つ、“キング”と呼ばれる神奈川県県庁舎の重厚な建物といちょうの組み合わせは絵になります。
 
■堀川通(京都府)
(見頃:11月中旬~下旬)
京都の街中を縦に伸びる“通”の一つで、広い道路の両脇に並ぶいちょう並木が鮮やかに街を彩ります。

 

【紅葉と桜】紅葉と一緒に桜が咲く風景を見られる所があります!

紅葉は秋を代表する風景の一つですが、国内にはなんと春をイメージする桜の花と紅葉を一緒に見られる名所がありますよ。

鬼石・桜山公園(群馬県)
(紅葉の見頃:10月下旬~11月下旬、桜の見頃:11月中旬~12月上旬)
鬼石・桜山公園の冬桜と紅葉

【群馬】鬼石・桜山公園の冬桜と紅葉(2004年11月27日撮影)

神流川の上流にある里山を生かした公園で、冬と春の2回花を咲かせるフユザクラの名所。フユザクラの開花時期によりますが、紅葉と桜を同時に見ることができます。

小原の四季桜(愛知県)
(紅葉の見頃:11月中旬~下旬、桜の見頃:11月上旬~下旬)
小原の四季桜と紅葉

【愛知】小原の四季桜と紅葉(2013年11月30日撮影)

香嵐渓の奥に位置する豊田市小原地区には十月桜の一種として冬に咲く四季桜があり、紅葉と桜の美しいコラボレーションを楽しむことができます。

大原・実光院(京都府)
(紅葉の見頃:11月上旬~中旬、桜の見頃:11月中旬~)
三千院門跡の少し奥にあり、タイミングが良ければ11月から花を咲かせる不断桜と紅葉を同時に眺めることができます。

<紅葉と桜が一緒に見られる名所の関連記事>
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。