昇仙峡で滝と紅葉とダイナミックな風景を楽しもう!

昇仙峡の地図

今回の行き先は【山梨】
美しい滝と巨岩と紅葉を楽しもう!秋の昇仙峡

雨水が集まり、山から海へ流れていく川。細々とした水の流れも気の遠くなるような時間の中では大きな力となってV字形に山を削り、渓谷や滝を形造ります。自然が産み出したダイナミックな風景は観光名所となっている所も多いですね。

今回は数ある渓谷の中から、昇仙峡(しょうせんきょう)をご紹介します。日本一の渓谷美にも選ばれたことがある渓谷には美しい滝があり、秋を迎えると紅葉が渓谷を彩る素晴らしい風景を楽しめますよ。

 

日本一の渓谷美にも選ばれた美しい渓谷、昇仙峡

昇仙峡の紅葉・黄葉(1)

大きな岩がゴロゴロと並ぶ昇仙峡の紅葉(2011年11月5日撮影)

両方から崖が迫り来る昇仙峡

昇仙峡の上流は崖が迫り来る深い渓谷になっています(2011年11月5日撮影)

昇仙峡Yahoo! 地図情報)は、山梨県の県庁所在地、甲府市にある渓谷。正式には御岳昇仙峡(みたけしょうせんきょう)と呼ばれます。

太平洋へ流れ込む富士川の支流、荒川が長い歳月をかけて花崗岩を削ったことにより深い渓谷が誕生しました。川には大きな岩がゴロゴロと並んでいます。

渓谷の長さは4kmに及び、春夏秋冬で季節にあわせた美しい風景が楽しめます。秋になると渓谷のあちこちで木々が色づき、カラフルな風景を目の当たりにすることができます。

 

紅葉と巨岩を見ながら渓谷をさかのぼります

昇仙峡の下流側の入口、長潭橋

昇仙峡の下流側の入口、長潭橋(写真提供:やまなし観光推進機構)

それでは、昇仙峡を下流から上流にかけてさかのぼりましょう。

 

昇仙峡の紅葉・黄葉(2)

昇仙峡の遊歩道で見られる紅葉・黄葉(2011年11月5日撮影)

美しいアーチを描く大正生まれの長潭橋(ながとろばし)からスタートし、上流に向かって右側にある遊歩道を歩きます。上り坂になりますが、観光用のトテ馬車も走れるほどのゆるめの傾斜です。

渓谷には色々な形をした岩があり、それぞれに名前がついています。動物の名前がついたものは本当にそれらしく見えますね。すべて自然にできたものというのが驚きです。

約4kmの渓谷のうち、半分以上の距離を進むと観光用のトテ馬車も終点。ここから先、能泉(のうせん)と呼ばれるエリアは徒歩のみの遊歩道となります。

甲府駅から昇仙峡へ向かうバスが止まるバス停や駐車場も近くにありますので、ここを起点にして歩くことも可能ですね。

 

昇仙峡の紅葉・黄葉(3)

夢の松島から望む昇仙峡の紅葉と絶景。真ん中が覚円峰、右手の岩が天狗岩(2011年11月5日撮影)

巨岩が転がる昇仙峡

巨岩を転がる昇仙峡。川の水が美しい風景を造りだしています(2011年11月5日撮影)

上流に向けて歩き始めると、大きな岩が転がる間を川の水が流れる風景に目が留まります。この風景がずっと上流まで続いていきます。

夢の松島と呼ばれるスポットでは、崖のようにそびえる大きな岩と共に周囲の木々が赤や黄色に色づいたカラフルな風景に目を奪われます。

左側の岩には覚円峰(かくえんぼう)、右側の岩には天狗岩という名前がついていて、覚円峰の高さはなんと180メートルにも及ぶとのこと。ほぼ垂直に立つ覚円峰の迫力に圧倒されますね。


 
昇仙峡遊歩道・石門

遊歩道に石がかぶさっている石門(2011年11月5日撮影)

遊歩道を歩いていくとどんどん川幅が狭くなります。しばらく歩くと目の前には遊歩道の上に岩がかぶさっている石門が登場。

もちろん下を通ることができるのですが、初めて見た時はびっくりしますね。

 

この後、遊歩道は昇仙橋を渡って対岸に移ります。昇仙峡のハイライトである美しい滝はすぐそこです。次ページに続きます。