世界遺産・高野山の古刹と紅葉めぐり

高野山の地図

今回の行き先は【和歌山】
世界遺産・高野山の古刹と紅葉めぐり

紀伊半島の深い山々の中に、かの弘法大師が開いた天空都市があります。その都市の名前は高野山(こうやさん)。

真言密教の修行道場として千年以上の歴史を持つ高野山は、歴史ある古刹と共に美しい自然を体感できる稀有な場所の一つなのです。

今回は秋の高野山をご紹介します。多くの人々の信仰を集める寺院の荘厳な雰囲気と共に秋ならではの美しい紅葉・黄葉を見ることができますよ。

 

1200年近い歴史を誇る山の中の都、高野山

高野山内の国道沿いで見られる紅葉・黄葉

多くの寺院が集まる高野山内の国道沿いで見られる紅葉・黄葉。のんびりとした散策で楽しめます(2008年11月9日撮影)

高野山Yahoo! 地図情報)は、和歌山県北部に位置しています。ちなみに高野山という名前の山はなく、高野山真言宗の総本山である金剛峯寺(こんごうぶじ)を中心とした地域の総称です。

高野山を開いたのは弘法大師。真言宗の開祖として真言密教の宗教道場の場を求め、険しい山の中に寺を中心とした街を切り開き、平安時代初期から1200年近くという長い年月を経て、高野山は多くの寺院が肩を寄せて集まる街となりました。まさに山の中の都ですね。

2004年には吉野、熊野と共に「紀伊山地の霊場と参詣道」として、世界文化遺産に登録されました。

 

南海電鉄 高野山ケーブル 高野山駅

高野山への入口となる高野山駅。バスに乗り換えて山内に入ります(2008年11月9日撮影)

その高野山の玄関となるのは、南海電鉄 高野山ケーブルの高野山駅(Yahoo! 地図情報)。この駅舎も昭和初期の建築というレトロな建物です。

高野山内へは駅前からバスに乗って行きます。アップダウンこそ少ないですが、それなりにカーブがありますので、乗り物に弱い方は酔い止めなどの対応を忘れずに。

 

女人堂から一心院、浪切不動尊へ

女人堂

女人禁制だった頃の名残である女人堂。ここからが山内となります(2008年11月9日撮影)

高野山駅前からのバスが最初に止まる女人堂(Yahoo! 地図情報)。

明治時代に入るまで、高野山は女人禁制でした。高野山に参拝に来た女性は女人堂より奥に進むことが許されず、参拝を済ませて帰ったとのことです。

多い時は7ヶ所設けられていた女人堂の建物も、現存するのはここ1ヶ所のみになっています。

 

浪切不動尊近くの灯籠と紅葉

浪切不動尊近くの灯籠と紅葉。目にも鮮やかな風景です(2008年11月9日撮影)

一心院の金輪塔と紅葉

一心院の金輪塔と紅葉(2008年11月9日撮影)

「高野山」と刻まれた大きな灯籠の先は、ゆるやかな下り坂。坂を下った先には、徳川家光が建立した徳川家霊台や一心院、浪切不動尊があります。

秋になると浪切不動尊近くの灯籠脇の木々が美しく色づきます。バスの中から眺めることもできるのですが、時間があれば歩いてゆっくり見ることをお薦めします。

 

続いては、金剛峯寺と根本大塔に向かいましょう。次ページに続きます。