一度は訪ねたい! 日本国内の世界遺産一覧

【京都】清水寺

【京都】清水寺(2008年11月撮影)

ユネスコの世界遺産条約を1992年に締結した日本。未来に渡って残すべきと認定された日本国内の世界遺産は、2017年7月現在で文化遺産17ヶ所、自然遺産4ヶ所の計21ヶ所にのぼります。

様々な歴史を背負う史跡や雄大な自然が残る場所など、多種多彩な名所が揃う日本国内の世界遺産をまとめてご紹介します。暫定リストに掲載された候補地にも注目していますよ。

 

手つかずの自然が残る知床【北海道】

【北海道】知床・知床五湖 2湖

【北海道】知床・知床五湖 2湖(1986年8月撮影)

北海道唯一の世界遺産は知床(しれとこ)。アイヌ語で『シリエトク(大地の突端)』という言葉が語源と言われています。

オホーツク海に突き出した知床半島には、原生林に覆われた手つかずの自然が残っていて、知床五湖、温泉が流れるカムイワッカの滝、オシンコシンの滝、知床峠などで知床の自然に触れることができます。

また羅臼(らうす)やウトロからの観光船に乗れば、陸路では行くことができない知床岬を見ることも可能です。

 

世界最大級のブナ林、白神山地【青森・秋田】

【青森】十二湖・青池

【青森】十二湖・青池(2003年5月撮影)

東北で最初に世界遺産として登録されたのは、秋田県と青森県にまたがる白神山地。自然遺産として登録されています。

ブナの原生林が世界でも類を見ないほどの大きさで今も残っていることが世界遺産登録の理由ということもあって、核心地域へは一般の観光客・登山客が気軽に入ることはできません。その代わり緩衝地域と呼ばれる周辺に名所が揃っています。

ブナ林の中にあるくろくまの滝(日本の滝百選)、暗門の滝では自然の中に身を委ねることができますし、神秘的な色合いを見せる小さな湖が点在する十二湖など、時間をかけて訪れたい所ばかりです。

 

浄土思想による寺社と美しい庭園が残る平泉【岩手】

【岩手】平泉・毛越寺 浄土庭園

【岩手】平泉・毛越寺 浄土庭園(2006年5月撮影)

平安時代、都から遠く離れた東北で強大な勢力を誇った奥州藤原氏。拠点とした平泉では仏教の文化が根付くと共に、中尊寺(ちゅうそんじ)や毛越寺(もうつうじ)など歴史的価値の高い寺社が建立され、現代に至っています。

金色に輝く中尊寺金色堂や浄土思想に基づく景観が残る毛越寺の庭園などが貴重と判断され、2011年に「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」として文化遺産に登録されました。

奥州藤原氏の存亡に大きく関わりをもった源義経にまつわる歴史も踏まえて、ゆっくり歩きたい街ですね。