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筋肉痛にはこのアロマオイル! オイルマッサージのやり方とは

今回は、スポーツ後の不快な筋肉痛を緩和するアロマケアを伝授します。筋肉痛を予防するには、体を動かした日の夜に行うのが理想。オイルマッサージ・アロマトリートメントを実施してリラックスし、ゆっくりと休む。あとはビタミンB1の多い食事の摂取を心がけ。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

<目次>

筋肉痛を改善するポイント……アロマオイルでオイルマッサージ!

筋肉痛時のオイルマッサージ

リフレッシュにも最適なスポーツ。でも筋肉痛は不快なもの。体を動かしたその日の晩にアロマテラピーでケアするのがオススメ。

激しい運動をすると、ときに筋肉痛になることがあります。普段あまりスポーツをしない人の場合は、軽い運動であっても「激しい運動」ということになってしまいます。特に運動不足の人は次の日の筋肉痛が怖いですね!

筋肉痛の原因には諸説あるようですが、いずれにしてもいくつかのキーワードにそってケアすると軽くなることは間違いないようです。

筋肉痛改善のポイント
1、休息
2、温めたり揉んだりするなどの適度な刺激(入浴、マッサージなど)
3、ビタミンB1の補給

さて、筋肉には血液がたくさん流れていますが運動をすると、その血液中に運動に伴ってできた疲労物質がたまってしまいます。これを乳酸といい、通常、筋肉痛や筋肉の疲労を改善するためにはこの乳酸を除去すると良いといわれます。

ではアロマテラピーではどのようなことができるかというと、最適なのがアロマトリートメント。アロマトリートメントは薄めた精油を体に塗りながら、「揉む」「さする」などのマッサージ的な動きを加えてます。すると筋肉の血液循環を促して乳酸の排出に役立ちます。これは手の動きはもちろんのこと、エッセンシャルオイル(精油)の力にもよるところが大きいです。

古くからリウマチや筋肉疲労の改善のために使われてきた精油を使いましょう。血行が良くなり老廃物を排出するのを助けてくれます。また筋肉の炎症を鎮めるような精油も加えればさらに効果的。アロマトリートメントを実施してリラックスし、ゆっくりと休む。あとはビタミンB1の多い食事を摂取することを心がけてみてください。
※ちなみに、ビタミンB1を多く含む食品は玄米、豚肉などです
 

筋肉痛におすすめ精油

ではオススメのエッセンシャルオイルをリストアップします。
◆血液循環を良くする
ローズマリー(Rosmarinus officinalis)
スィートマージョラム(Origanum majorana)
◆痛みを和らげる
・クラリセージ(Salvia sclarea)
・カモミールジャーマン(Matricaria recutica)
◆筋肉の炎症を鎮める
・ユーカリ(Eucalyptus globulus)
ラベンダー(Lavandula angustifolia)

このようなエッセンシャルオイルを使ってトリートメントを行うと、筋肉の緊張をほぐだけでなく「良い香り」によって心も満足するというところが嬉しいですね!市販の湿布などは少し薬品くさいものもありますが、アロマテラピーを使えばハーブや花の香りで筋肉痛のケアができちゃいます。
 

筋肉痛に良いアロマトリートメント用オイル

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筋肉痛に効果的なオイルを作ってみましょう。
◆材料
スィートアーモンドオイル 20ml
◆精油
先ほどリストアップした精油の中から好みの香りものを1~4滴
(好きなものを数種ブレンドしてもOK。例えば、ローズマリー1滴&クラリセージ1滴&ユーカリ1滴など。慣れないうちは1種で試してみましょう)
◆作り方
ガラスビーカーで計量したスィートアーモンドオイルに精油を1滴ずつ垂らして、よくかき混ぜます。これで出来あがり。
(スィートアーモンドオイルはアロマテラピーショップで売られているオイル。ビタミン類やオレイン酸を含むため血液循環を促します。)
 

トリートメント方法

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体がほかほかと温まってくるまで手を動かしましょう。特に時間の制限はありません。
(1)作ったオイルを筋肉痛を感じる部分に塗り広げます。分量は好みで。手がスムーズに動く程度の分量で大丈夫です。

(2)痛い部分全体を優しく、繰り返してマッサージします。
手のひらを使って大きく、ゆっくりとさする動きからはじめましょう。これによって鎮静効果が期待できます。オイルを浸透させるようなイメージで行います。特に数日間痛みが続いている場合には、少し力を入れてリズミカルにマッサージします。血行を良くするイメージで。

(3)約10分間行います。強く刺激しすぎると、炎症がひどくなることも考えられます。手を動かすことで、患部を温め、オイルを浸透させていくことを第一の目的で行います。

終了したら、オイルはそのままにして休息します。どうしても不快な場合は、ふきとっても構いません。腕、足、腹部などに試してください。筋肉痛を予防するには、体を動かした日の夜にでも行うのが理想的です。

※注意※
・皮膚に異常が見られた場合や気分が悪くなった場合はトリートメントを中止し洗い流すこと。また部屋の空気を換気しましょう。
・作成したオイルは高温多湿をさけた場所で保管の上、早めに使いきりましょう。(数日以内)


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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