日焼けによるダメージにおすすめアロマケア…紫外線が肌に与える影響

日焼けによるダメージにおすすめアロマケア

ビーチパラソルの下にいるときも、紫外線対策は大切です。なぜなら太陽からの直接放射は遮断出来ても、横から侵入する拡散放射には無防備で、それが全紫外線の30%を占めるためです。

みなさま、夏の休暇を楽しまれていますか。夏はビーチなどのリゾート地に行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。紫外線はビタミンDの合成を促してくれますが、それ以外には害も大きいので、しっかりUV対策&日焼け後のケアを行いたいものです。

目には見えない紫外線が肌に与える影響は大きくわけて2つあります。ひとつめは、メラニンの産生を促進させ、肌を黒化させること。ふたつめは、光老化により、シワを形成することです。

紫外線に対して、皮膚には、もともと防御機構が備わっています。紫外線が皮膚にあたると、表面の細かい凹凸で、UVBの一部は拡散されます。また、表皮を通過し真皮まで到達した紫外線(UVA)もメラノサイトが作るメラニンで防がれます。そのため、メラニンが少ないほど、紫外線に敏感なのです。また、日本人が西洋人に比べてシワが出来にくいのは、日本人の肌に多く含まれるメラニンと関係がありますので、メラニンはよい役割もしているのです。

しかし、紫外線を過剰にあびると、メラニンの生成が活発になってしまいます。メラニンを作り出すのは表皮の奥の基底層という部分にある色素細胞(メラノサイト)で、日本人の場合は、紫外線により茶褐色のシミが出来やすいと言われています。

シミのもととなるメラニンの多くは、古い角質とともにはがれおちるものですが、年齢とともに肌の代謝サイクルが遅く、排出しきれなくなると、シミになってしまいます。
 

日焼けしてしまった時には、アロマでケア

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日焼けは、浴びてしまった紫外線の量がメラニンの保護能力を超えたときに生じます。そのため、色白の人ほど、注意が必要です。写真は、サンバーンの状態。これは、紫外線UVBが表皮を透過し、真皮乳頭体まで達し、乳頭体内の毛細血管が炎症し充血を起こして、皮膚が赤い色になった状態のことです

日焼け止めを塗っていても、暑い時期には、汗で流れてしまうこともあったり、完全に紫外線を防ぐことはなかなか難しいものですよね。

万一、ビーチやプール等で日焼けをし、肌に赤みが出てしまった場合は、できるだけ早くシャワーを浴び、ケアをはじめてください。肌に残った日焼け止め、汗、プールの塩素水や海水は、日焼けで敏感になった肌を刺激してしまうため、低刺激のボディーソープで洗い流しましょう。

その後、肌に、冷蔵庫で冷やしたハーブーローション(作り方は下記を参照)をたっぷり含ませたコットンパックを行います。コットンが乾燥する前に再度スプレーしパックをしていると、軽い日焼けならば、15分ほどで肌の赤みが鎮静してくると思います。コットンパックの後には、通常のお手入れを行ってください。スペシャルケアとしては、クレイバックも良いでしょう。
 

手作りハーブローションのレシピ 

ラベンダーは炎症を和らげるだけではなく、肌の細胞再生を助ける働きもあります

ラベンダーは炎症を和らげるだけではなく、肌の細胞再生を助ける働きもあります

遮光のスプレー瓶に以下の材料を入れて、できあがり。 冷蔵庫に保管し、1週間以内に使い切りましょう。

<材料> 
  • ラベンダーウォーター  25ml 
  • カモミールジャーマンウォーター(または、ローズウォーター) 25ml
  • ベジタブルグリセリン  2.5ml
  • ラベンダー             1~2滴
※ラベンダーは、紫外線を浴びると過剰に増えてしまう活性酸素を消去する作用も持っています。活性酸素は、シミやしわ、肌の老化の原因ともなりますので、日焼け直後にラベンダーを用いたケアを行うのはおすすめです。

その他、冷蔵庫に冷やしたダマスクローズウォーター 、真正ラベンダーウォーター 、ヘリクリサムウォーターをスプレーしても良いでしょう。それぞれ 組織再生作用、清涼作用があります。
 

肌にほてりがあるときは

カモミールジャーマンか真正ラベンダーを5滴、氷を浮かべた冷水にいれます。
そこにハンドタオルをひたし、軽くしぼってから ほてりのある部分にのせてください。徐々にほてりや炎症も和らいでくることでしょう。
 

メラニン生成を抑制してくれるクレイパック

カモミールに含まれるカマズレンと(ー)ーαービサボロールは抗炎症作用があります。

カモミールに含まれるカマズレンと(ー)ーαービサボロールは抗炎症作用があります。

  • レイ小さじ      2杯(あれば、グリーンクレイ)
  • ローズウォーター                        5ml 
  • ローズマリー(メラニン生成を抑制) 1滴 
上記をまぜて、目と口の周りをさけて、顔全体に塗りのばします。ひんやりしたクレイが、日焼け後のヒリヒリを吸い取ってくれます。クレイは、乾く前に洗い流してください。
 

紫外線が気になる時期のハーブティー

  • ハイビスカス (疲労回復)
  • ローズヒップ (皮膚の修復、ビタミンCでメラニン生成を抑制) 
  • ジンジャー  (血行促進)
 

日焼け用直後の肌にも塗れるやさしいジェル

  • アロエヴェラジェル   15ml 
  • 月見草                 2.5ml 
  • 真正ラベンダー       2滴
  • カモミールジャーマン 1滴 
 

光老化の犯人となっている物質に効く精油とは

紫外線が皮膚にあたると、皮下組織などの皮膚の細胞から一重項酸素(いちじゅうこうさんそ)という活性酸素が発生します。これが、肌老化の原因の7割とも言われる光老化の犯人の物質です。

これを消去してくれる精油は、パルマローザ(0.1%)、ジュニパーベリー(0.4)、真正ラベンダー(0.2)です。ネロリ(0.1)、プチグレン (0.4)も効果があります。  また、ブレンドすると、より抗酸化作用が高まるというデーターもありますので、上記の精油をブレンドに加え、フェイシャルマッサージを行うのも良いでしょう。
 

フェイシャル用オイル レシピ

日焼け後の肌が不安定なときには、コットンにたっぷりローズウォーターを含ませて、ローションパックすると、肌が落ちつきます。ローズウォーターは冷やしておくと、お肌にのせたときに気持ちがよいですよ。

日焼け後の肌が不安定なときには、コットンにたっぷりローズウォーターを含ませて、ローションパックすると、肌が落ちつきます。ローズウォーターは冷やしておくと、お肌にのせたときに気持ちがよいですよ。

  • フランキンセンス(肌の新陳代謝を促進)2滴
  • ネロリ(一重項酸素対策に)2滴
  • カモミールジャーマン または、カモミールモロッコ(メラニン沈着予防)2滴 
  • ホホバオイルとセントジョンズワートオイルのブレンド30ml 
ローズウォーターなどでローションパックをし水分補給をしたあとに、フェイシャルマッサージを行うのが◎
 

ボディ用オイル レシピ

  • ペパーミント 5滴
  • 真正ラベンダー5滴またはラバンジン5滴
  • セントジョンズワートオイル 50ml
上記を混ぜて、治癒するまでに1日数回、患部に塗布しましょう。  
 

ベースオイルについて

日焼け後のケアにはホホバオイルとセントジョーンズワートオイルがおすすめです。

ホホバオイルは、オイルではなく種子から抽出される液状ワックスです。油焼けすることがないため、長く保存することが可能ですし、抗炎症作用もあります。

セントジョーンズワートは初夏に太陽の光のように鮮やかな黄色い花弁を輝かせるハーブです。オリーブオイルを用い、太陽光線法で作る侵出油が一般的で、鮮やかな赤い色をしています。優れた消炎作用、殺菌作用を持っており、やけどしたときにも使われます。

日焼け止めの作用のあるベースオイルは、ヘーゼルナッツとマカデミアオイルです。
 

日焼けしたときほど保湿をこまめに

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水蒸気蒸留法により抽出されるフローラルウォーターには微量の精油成分が含まれています。作用は穏やかなので、小さいお子様にも安心してお使い頂けます。食品グレードのローズウォーターもあり、その場合は飲むこともできます

暑い季節には、冷房のきいた室内にいることが多いため、肌は乾燥しがちです。日焼けした後のオフィスワークの際は、メイクの上からでも出来る保湿スプレーなどをし、普段よりも保湿を大切に。フローラルウォーターを用いる際には、 肌を柔らかくするサンダルウッド、細胞の弾力を増し皮膚の更新を促すネロリを用いてもいいでしょう。

肌は肌質や年齢に関係なく、手をかけた分だけ応えてくれるものです。アロマでしっかりケアをして、夏の間も張りのあるみずみずしい肌をキープしたいですね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。