デオドラント効果のポイントは焼きみょうばん

天然の明礬を採取できる小屋の中

天然の明礬(みょうばん)を採取できる小屋の中

今回のアロマボディーパウダーには「デオドラント効果」に役立つアイテムとして、「焼きみょうばん」を配合しています。「焼きみょうばん」とは、みょうばんを加熱処理して市販されているもの。なすの漬物の色を鮮やかな「青色」にするために使われる食品添加物でおなじみです。

市販されているものは合成のものがほとんどですが、天然採掘されるものとしては、大分県別府市にある明礬(みょうばん)温泉が有名です。入浴剤としても販売されています。古代ローマ人はみょうばんを体に塗って制汗剤として日常的に使っていた記録もあり、世界最古の制汗・デオドラント剤と言っても過言ではないものです。

天然のみょうばんで有名な別府明礬(みょうばん)温泉

天然のみょうばんで有名な別府明礬(みょうばん)温泉

ヨーロッパではみょうばんが結晶となっている石を「アルム石」と呼んでおり、これらを脇など臭いが気になる部分にこすり付けて、制汗・デオドラント剤として使われているようです。

市販のデオドラント剤にスティックとして「ストーン」の名称がつけられている商品がありますが、こちらの主要な材料もみょうばんです。効果も高いので、これらの由来や商品からヒントを得てボディーパウダーの材料として配合しました。

焼きミョウバンの効果

なすの漬物を色鮮やかにする材料としても手軽に手に入る焼きみょうばんはデオドラント&制汗作用に優れています

なすの漬物を色鮮やかにする材料としても手軽に手に入る焼きみょうばんはデオドラント&制汗作用に優れています

焼きみょうばんの効果について説明します。明礬(みょうばん)は水に溶けると「酸性」になります。皮膚が酸性に保たれていると、臭いの原因となる雑菌の繁殖が抑えられ結果消臭に役立っていると考えられます。

さまざまな金属もたくさん含まれているので、金属反応によって金属消臭の効果があったり、臭い成分を金属が中和することによる消臭効果なども含まれているのだと考えられるそうです。

特に「汗臭さ」に効果的である理由は、汗臭さの原因となっているアンモニアが「アルカリ性」であるため、酸性のみょうばんが、アンモニアを中和するからだそうです。

制汗効果があることについては様々な理由があるそうですが、含まれている金属成分が多いことからも、実ははっきりとした理由は解明されていないそうです。アロマテラピーにおいて、精油(=アロマオイル)の効果についてもそうなのですが、自然の産物による効果は、成分となっている様々な天然化学物質の相乗効果、相殺効果によって、私たちが解明しきれない効果が発揮されます。

みょうばんに関しても、そんな自然の産物から得られる解明しきれない効果なのではないかと考えます。

消臭効果をより活用したい場合は、「水に溶かしてスプレー」にすると効果が高くなりますが、パウダーとして皮膚に塗布するだけでもデオドラント効果にとても役立つのでガイドは愛用しています。

>次のページでは「アロマボディーパウダーの作り方」について説明します