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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

狭小二世帯を快適にするコツ(3ページ目)

完全分離の二世帯住宅を建てたくても、広い敷地を確保するのはなかなか難しいもの。そこで、限られた敷地で二世帯が独立して暮らせるためのコツをご紹介します。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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サブ空間のある間取りで快適度UP

では、以上の配慮を取り入れた平面プランを、ひとつご紹介します。

サブ空間のある間取り例
サブ空間のある間取り例
資料提供:旭化成ホームズ株式会社
※クリックすると画像が大きく表示されます

ポイントは以下の4つとなります。
(1)2階シャワールーム
共用浴室なので子世帯専用のシャワールームを確保しました。
これで、夜遅くなっても子世帯が気がねなくシャワーを使えます。
(2)2階サブ洗面室
2階に洗面化粧台があることで、あわただしい朝の洗面がスムーズになります。
(3)2階にも洗濯機を設置
子世帯キッチン内にスペースを作り洗濯機を設置。
これで、順番を気にせずいつでも洗濯ができます。
(4)外階段
2階子世帯キッチンの勝手口から、直接出入りが可能に。
玄関を使わないので、深夜の帰宅なども気兼ねが要りません。
玄関・浴室・洗面が共用の二世帯住宅ですが、これならかなりお互いの独立性が保たれるのではないでしょうか?生理的な生活行為をする、浴室・洗面が共用である場合、どうしてもストレスにつながりがちです。是非、サブ空間を確保して、お互いの生活ペースが維持できるように計画してみて下さい。


いかがですか?このように、限られた敷地でも、ちょっとした工夫で独立性のあるプランは実現可能です。「敷地が狭いから二世帯住宅は無理...」とあきらめてしまうのではなく、いろいろな視点から検討してみて下さい。両世帯にとって、最良の案が見つかるかもしれませんよ。

【参考記事】
二世帯住宅プランニングのコツVol.1 二世帯の交流度が間取りを決める
二世帯住宅プランニングのコツVol.2 同居の相手で異なる良い間取り
二世帯住宅プランニングのコツVol.3 二世帯同居に「3つのゾーン」
二世帯住宅プランニングのコツVol.4 親世帯と子世帯どっちが上階?
二世帯住宅プランニングのコツVol.5 3階建て二世帯の意外なメリット


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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