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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

二世帯住宅プランニングのコツVol.4 親世帯と子世帯どっちが上階?

二世帯住宅、親世帯と子世帯どちらが家に住むのがベスト?そんな疑問にお答えします。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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文章:山口 由紀(All About「二世帯住宅で暮らす 」旧ガイド)
二世帯住宅のプランニングで悩むのがフロア割り。親世帯と子世帯の上下を、どのように決めますか?「足腰の負担を考えると、1階が楽そうだけど...日当たりや眺望なら上の階が良いし...」と、なかなか決められない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、上下階それぞれのメリット・デメリットを整理してみました。併せて、プランニングの注意点やより快適に暮らす設備についてもご紹介したいと思います。この内容を参考に、皆様のお宅では上下どちらがベストなのかご検討下さい。


1階は利便性が◎。2・3階は環境が◎。

1階と2・3階の暮らしの決定的な違いは、地面に接しているかいないかという点です。では、1階と2・3階で暮らすメリット・デメリットを、具体的に整理してみましょう。

負担の少ない1階生活
<メリット>
  • 外出の際階段を上り下りする必要がない
  • 気軽に庭を利用できる
  • 火事や地震などの万一の際にもいち早く避難できる
など、やはり地面に接していることで受けるメリットはたくさんあります。

<デメリット>
  • 立地によっては日当たりや風通しが悪くなる
  • 道路や上階などの騒音を受けやすい
など、環境の面でやや不利になることが問題といえます。

環境の良い上階生活
<メリット>
  • 日当たりや風通しに恵まれる
  • プライバシーを保ちやすい
  • 1階より眺望が良い
など、環境面では好条件となる可能性が高いです。

<デメリット>
  • 外出時や荷物の上げ下ろしなど上下の移動が大変
  • 物干し場・ゴミ置き場・子供の遊び場などの確保がしにくい
  • 真夏の暑さが心配される
  • 避難経路に配慮する必要がある

など、設計や設備を十分に検討しておかないと問題を抱えることになります。

両世帯がどのように住み分けるかは、各世帯の年齢・生活スタイル・好みなど、いろいろな条件によります。しかし傾向としては、日常生活で負担の少ない1階に親世帯が住むことが多くなっています

ただし、設計・設備を工夫することにより、家にいる時間が長い親世帯のスペースを居住環境のよい2・3階にするプランも考えられます。では、次のページでは、2・3階のプランニング注意点や、より快適にするためのヒントをご紹介致します。

ベランダ・屋上で2・3階にも庭を確保>>


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