文章:山口 由紀(All About「二世帯住宅で暮らす 」旧ガイド)
両世帯の暮らしをできるだけ分離できる、独立した二世帯同居を望んでいても、完全分離の二世帯住宅を建てるには、ある程度の面積が必要です。しかし、都市部で広い敷地を確保することは、容易なことではありません。

では、どのようにすれば分離度の高い二世帯住宅が実現できるのでしょうか?そこで今回は、限られた敷地の中で、二世帯が独立して暮らせるためのコツをご紹介します。


床面積が小さいほど共用型の二世帯住宅になる

以下のグラフをご覧下さい。調査によると、床面積が大きい二世帯住宅ほど、完全分離型を採用する率が高くなっています。逆に、床面積が狭くなるにつれ、玄関や浴室などを共用せざるを得ない場合が増え、「寝室だけ別」という完全同居の割合が増えています。

 グラフ:床面積と建築分離度
延面積と建築分離度
資料提供:二世帯住宅研究所

では、コンパクトな二世帯住宅の独立性を高めるには、どのような配慮が必要なのでしょうか?

次ページでは、そのコツをみていきましょう。