文章:山口 由紀(All About「二世帯住宅で暮らす 」旧ガイド)
二世帯の家計費いったいどのように分担しているのでしょう...気になりませんか?“家計費”といってもその項目はいろいろ。被服費や理美容費・医療費・生命保険費などは、どちらの世帯の支出なのかハッキリと分類できますが、食費・光熱費・通信費などは、一緒にしてしまうと分担が明確になりにくいのでは?

そこで今回は『二世帯住宅』で暮らす時の“家計費”について、実際どのように分担しているのか?分担をスムーズにするための準備と注意点は?などについてご紹介致します。


“お金”のことは事前にしっかり分担を!

資料提供:旭化成ホームズ
二世帯住宅研究所
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二世帯で生活していると、親世帯が現役で働いていると親世帯に、その後親世帯が高齢化し収入が少なくなると子世帯に...と片方の世帯に経済的負担が偏りやすくなります。『二世帯住宅』で、ガスや電気代などメーターが一緒の場合、どちらの世帯がどれだけ使ったかが不明瞭です。また、家の修理費・共通部分の家具や設備の購入費など、臨時出費の分担も難しい問題です。しかし、お金の問題を「親子だから」とあいまいにしておくのはトラブルの元。不満や不信が重なり、時には決定的な亀裂を生じさせることにもなり兼ねません。

右のグラフをご覧下さい。『二世帯住宅』で暮らす方々に、日常の家計費をどのように負担しているか調査した結果です。【食費】【光熱費】【電話代】についてそれぞれ「息子夫婦同居」と「娘夫婦同居」別に比較してみました。

いかがですか?世帯別に負担している人が多いのがお解かり頂けると思います。このように、同居における家計費はできるだけ明瞭にしておく方が、不要なトラブルを回避できます。その為に、事前によく話し合って分担を決めておきたいものです。では、どのような点に注意すれば良いのでしょう。

つづけて
同居形態により異なる“配慮のポイント”をどうぞ!