便秘解消の効果について

食生活など、ライフスタイルの改善がまずは大切

食生活など、ライフスタイルの改善がまずは大切

便秘の原因はいくつか種類があります。

  1. 少食や食物繊維の少ない偏った食生活による食事性便秘
  2. 何度も便意を我慢したり、下剤などを乱用したために起こる習慣性便秘
  3. ストレスや自律神経の乱れによる痙攣性便秘 など

いくつかの原因が影響しあっているものもあるでしょうし、ストレスがあれば食欲も落ちます。そのため、アロマだけでなく、生活スタイルそのものや場合によっては体質などを改善しなければ便秘解消は難しいでしょう。

今回紹介するのは原因に照らし合わせるのではなく、植物が本来もつ大腸の動きを改善する力を活用する方法です。植物のそのような力を「緩下作用(かんげさよう)」と言います。大腸の運動性を高めて、便の排出を促すような作用をさします。ひどい腹痛を招くようなものではなく、体がもともと持っている排便能力を刺激する、といった感じでしょうか。下剤のような激しい作用はありません。

また「駆風作用」といって腸内に溜まったガスを出しやすくする効果に優れるものもあります。ガスが溜まっておなかが張ったように感じるときには、この効果が嬉しいですね。


オススメの使い方

おなかにオイルを塗って、マッサージをしましょう。オイルの効果とあいまって、マッサージ効果が便秘に効果的。まずはおなかに塗るためのトリートメントオイルを用意します。

■トリートメントオイル(ブレンドオイル)の作り方
キャリアオイル(スィートアーモンドオイルやホホバオイルなど)大さじ1杯に、精油を1滴入れてよくかき混ぜる(詳しくはこちらを参照してください)。

■トリートメントの方法
  1. 作ったオイルを手にとり、おなかに塗り広げます。
  2. 気持ちのよい程度の力加減で、手のひらを使ってオイルを刷り込むようにしてマッサージします。
  3. 自分の右側から時計まわりに手を動かします。そうすることで、ちょうど大腸の走行に沿って、5~10分ほど行います。おなかが冷えないように、暖かい部屋で行ってください。肌がオイルを吸収したら、オイルを足して構いません。

オイルが床や衣類につきますので、タオルをひいたり、少しオイルが付着しても大丈夫な部屋着(パジャマなど)で行うのがオススメ。残ったオイルは拭きとらずそのままにしておくと、じわじわと肌から浸透します。ただし、衣類につくのが気になる場合は、ぬぐってもかまいません。


便秘解消が期待できるアロマオイル

おなかすっきりで気分も爽快!

おなかすっきりで気分も爽快!

■ジンジャー
古くから駆風作用が知られています。からだも温めてくれるため冷え性の人にオススメ。

フェンネルスィート
古代からいろいろな症状に用いられてきた植物です。香りの強い植物でアロマは種からとれます。駆風作用があり、胃腸の働きを活発にします。

ブラックペッパー
スパイシーな鼻をくすぐる香りです。古代から薬効が知られ、駆風作用に優れます。健胃作用もあるため、胃腸の機能が落ちているときに。

マジョラム
ややスパイシーながらも甘い香りのシソ科のハーブ。肌への刺激も少なくトリートメントだけでなく、お風呂で使っても良いでしょう。

レモン
含まれるリモネンという成分が消化機能を高めます。爽やかなレモンの香りは嫌いな人はあまりいないので、使いやすいものの1つです。

ローズオットー
高価なアロマとしてとても有名なローズオットー。数ミリで万単位します。古くは薬として用いられた歴史があります。スキンケアなどが有名ですが、緩下作用にも優れます。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。