節分に何をしましたか?節分事情を探ってみましょう

本記事の公開当初である2006年当時の記述と、2016年までの恵方巻き事情をみてみると、恵方巻きが年々浸透している様子がわかります。

■2006年1月24日当時の記述
まずは2005年の節分事情を見てみましょう。
<調査機関:マイボイスコム株式会社、調査期間:2005年2/1~2/5、回答者数:13,145名>

【節分ですることをすべてお選びください(複数回答可)】


複数回答ではありますが、「豆まき」実施が55%と過半数を超え、「豆を年の数食べる」も44%となっており、古来からの伝統を受け継いでいますが、注目すべきは「恵方巻き」が33%に達していること。近畿地方中心だった恵方巻きが近年猛烈な勢いで全国区になっているのです。また、一般的には「豆まき」と「恵方巻き」のふたつを取り入れるというよりも、どちらか一方をする傾向が強いようです。

そこで、様々な調査結果に目を通し、豆まきする・しない理由と恵方巻き食べる・食べない理由の主なものをご紹介します。

●豆まきをする理由
・節分といえば豆まき、それが恒例行事なので
・毎年、父親が張り切っている。父の存在価値が光る行事でもある
・他になにをするの?

●豆まきをしない理由
・後の掃除が面倒だから
・近所迷惑になるから
・子供が成長したのでやらなくなった。子供がいないと恥ずかしくてできない
・ひとり暮らしだから

●恵方巻きを食べる理由
・夕食がこれで済むから
・豆まきよりも手軽にできるから
・面白いから
・小さい頃から節分といえば恵方巻きが当たり前なので

●恵方巻きを食べない理由
・知らない
・邪道だと思うから


■2005年と2016年の節分事情比較
同調査は毎年継続して行われているので、主要5項目について、2005年のデータ(2016年の性年代構成比にあわせてウェイトバックした値)と、2016年のデータを比較してみます。<マイボイスコム株式会社調べ>

恵方巻きを食べる……31.0% → 36.2%
豆まきをする…………56.3% → 35.6%
豆を年の数食べる……42.1% → 23.9%
鰯にヒイラギ……………7.5% → 4.4%
何もしない……………28.2% → 37.0%

この12年で伝統的な「豆まき」などが減少し、「何もしない」と「恵方巻き」が増えていることがわかります。


恵方巻きの認知と実施状況

では、恵方巻きにフォーカスし、その推移をみてみましょう。
<調査機関:マイボイスコム株式会社、調査期間:2016年2/1~2/5、回答者数:10,945名>

■恵方巻きの認知

恵方巻きの認知

【あなたは、節分に恵方を向いて太巻き寿司を丸かぶりする「恵方巻き」をご存知ですか】  


2005年は82.8%だった恵方巻きの認知度が、2009年以降は約95~97%となっており、恵方巻きが浸透していることがうかがえます。


■恵方巻きを知っている方の、恵方巻き実施状況
【恵方巻きを知っている方へ:あなたは今年の節分に恵方巻きを食べる予定ですか(食べましたか)】

【恵方巻きを知っている方へ:あなたは今年の節分に恵方巻きを食べる予定ですか(食べましたか)】



2010年の調査以降、恵方巻き認知者のうち、節分に恵方巻きを「食べる予定・食べた」は半数強を占めています。なお、近畿、中国では各6~7割と、他の地域より比率が高くなっていました。

恵方巻きは主婦の味方。その理由は?>>>