イタリアンの基本/簡単イタリアンレシピ

ローストチキンのレシピ……丸鶏に入れるスタッフィングはお米でも!

ローストチキンは、難しそうに見えて実はオーブンに入れて焼くだけの超簡単レシピの料理です。大勢の人が集まる時のプレゼンテーション的な役割だけでなく、作る人も手間いらず! 丸鶏に入れるスタッフィングは、お米やかたくなったパンなどお好みでどうぞ。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

ローストチキンのレシピ……丸鶏に入れるスタッフィングはお米でも!

所要時間:60分以上

カテゴリー:メインのおかずローストチキン

ローストチキンの作り方! 我が家のスタッフィングを入れたレシピ

イタリアでは、家庭で気軽にローストチキンを楽しみます。ガストロノミアで買ってくる場合もありますが、一番の楽しみは自分でチキンを焼くこと! クリスマスはもちろん、大勢が集まる時などにも重宝するのですが、手間が……、というイメージがありますよね。でもそんなことは全くなく、丸ごとオーブンに入れるだけの大胆な作り方はとっても簡単。だから家庭で気軽に楽しめるのです!! 鶏のおなかに入ったスタッフィングは家庭によってさまざまですが、我が家の定番のスタッフィングを入れたレシピをご紹介します。
 

ローストチキンの材料(ローストチキン)

ローストチキン
鶏肉丸鶏 約1kg
大さじ1杯
ニンニク1片
ローズマリー(乾燥) 小さじ1杯
オレガノ(乾燥) 小さじ1杯
セージ(乾燥) 小さじ1杯
オリーブオイル大さじ3杯
ローリエ4枚
じゃがいも大3~4個
オリーブオイル大さじ1杯
スタッフィング
1合
野菜コンソメ400cc
セロリ1/2本
たまねぎ1/4個
パルメザンチーズ大さじ2杯
オリーブオイル大さじ2杯
ハーブ塩でマリネしたチキンは、6時間程寝かせると、程よく味がしみ込みます。

ローストチキンの作り方・手順

ローストチキンの作り方

1ハーブ塩を作る

ハーブ塩を作る。すり下ろしたニンニクに塩、ローズマリー、オレガノ、セージ、塩を分量通りに合わせる。
ハーブ塩を作る。すり下ろしたニンニクに塩、ローズマリー、オレガノ、セージ、塩を分量通りに合わせる。
ハーブ塩は手でもみ込むとニンニクにハーブがよくしみます。

2丸鶏にハーブ塩をすり込み、ねかす

【1】のハーブ塩を、お腹部分を上にした丸鶏にすり込むように塗る。その際、脇などにも丁寧にすり込む。すり込んだら、冷蔵庫で1~2時間ねかす。<br />
【1】のハーブ塩を、お腹部分を上にした丸鶏にすり込むように塗る。その際、脇などにも丁寧にすり込む。すり込んだら、冷蔵庫で1~2時間ねかす。

3スタッフィングを作る

厚底鍋にみじん切りにしたタマネギ、セロリ、オリーブオイルを入れ火にかける。野菜の香りが出たらといだ米を入れ、野菜コンソメを入れて炊く。リゾットが7分炊き程度で、若干芯が残るような食感になったら火を止め、パルメザンチーズを入れて混ぜる。<br />
厚底鍋にみじん切りにしたタマネギ、セロリ、オリーブオイルを入れ火にかける。野菜の香りが出たらといだ米を入れ、野菜コンソメを入れて炊く。リゾットが7分炊き程度で、若干芯が残るような食感になったら火を止め、パルメザンチーズを入れて混ぜる。

4鶏肉にリゾットを入れる

【2】の鶏肉のおしりから、【3】のリゾットを入れ、おしりの口にローリエの葉を入れ、スタッフィングがこぼれでないように、足をたこ糸でしっかりと縛る。足先はアルミホイルなどをかけておく。<br />
【2】の鶏肉のおしりから、【3】のリゾットを入れ、おしりの口にローリエの葉を入れ、スタッフィングがこぼれでないように、足をたこ糸でしっかりと縛る。足先はアルミホイルなどをかけておく。

5チキンだけを予熱なしのオーブンで焼く

チキンを焼き皿にのせ、オリーブオイルをまんべんなくまわしかけ、予熱なしのオーブンに入れ、200℃で15~20分程焼く。<br />
チキンを焼き皿にのせ、オリーブオイルをまんべんなくまわしかけ、予熱なしのオーブンに入れ、200℃で15~20分程焼く。

6ジャガイモをオイルマリネする

ジャガイモは水にさらし、乱切りにし、水気を切ったあと、オリーブオイルでマリネしておく。<br />
ジャガイモは水にさらし、乱切りにし、水気を切ったあと、オリーブオイルでマリネしておく。

7【5】にじゃがいもを加え、40分~1時間程度焼く

鶏肉から脂が出てきたら、温度を180℃に下げ、【6】のジャガイモを入れ、40分~1時間程度焼く。途中30分位で、ジャガイモの焦げ目をひっくりかえすようにする。鶏に金串を刺して、血が出なければ焼き上がりで、皿に盛る。<br />
鶏肉から脂が出てきたら、温度を180℃に下げ、【6】のジャガイモを入れ、40分~1時間程度焼く。途中30分位で、ジャガイモの焦げ目をひっくりかえすようにする。鶏に金串を刺して、血が出なければ焼き上がりで、皿に盛る。

ガイドのワンポイントアドバイス

スタッフィングは好みです。イタリアでは基本的に固くなったパンなどを使用することが多いですが、今回はお米を使いました。リゾットが面倒な場合、おなかにセロリの茎を1本入れておくだけでも、十分香りがでます。実際、そのようにして販売しているローストチキンもイタリアにはあります。胸肉など、余ったらサンドイッチにしても美味しく頂けます。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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