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ボリートミストとは?イタリア郷土料理ボリートミストのレシピ

ボリートミストとはいろいろなお肉や野菜をごろごろ煮ていただく大胆で豪華なお料理。イタリア・ピエモンテ州の郷土料理で、イタリア風おでんとも言われています。今回は、ご家庭でも簡単に出来るおすすめレシピ・作り方を写真付きでご紹介していきます。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

ボリートミストとは?イタリア郷土料理ボリートミストのレシピ

所要時間:60分以上

カテゴリー:サブのおかず煮込み

ボリートミスト(イタリア・ピエモンテ州の郷土料理)のレシピ! 

ボリート・ミスト。訳すれば、いろんなものを合わせ茹でたという意味になります。何を茹でるかというと、それはお肉。ボリート・ミストはピエモンテ州の郷土料理で、主にモンフェラート地区でよく食べられます。ピエモンテ州ならでは、お肉の部位をいろいろお鍋に入れてぐつぐつと煮込むという。日本では「イタリアのおでん」とも紹介されていますが、私が思うに、ボリート・ミストは「イタリアの肉のおでん」とでもいいましょうか。また、これにはサルサ・ヴェルデというイタリアンパセリのソースがかかせません!大人数が集まる時、ぜひボリート・ミストをふるまってみてはいかがでしょうか?
 

ボリートミストのレシピ・作り方の材料(4人分)

ボリート・ミストの材料
牛肉牛ブロック500g
牛肉牛たんブロック300-500g
鶏肉骨付きもも肉1-2本
サラミコテキーノ1-2本(小さいもの)
にんじん1本
セロリ1/2本
たまねぎ1個
ニンニク1片
じゃがいも4個
ソースサルサ・ヴェルデ適量

ボリートミストのレシピ・作り方の作り方・手順

ボリート・ミストの作り方

1鍋に水と材料を入れて火にかける

深鍋に大雑把に切ったにんじん、セロリ、丸ごとタマネギ、丸ごとにんにく、肉の固まりを入れ、水を注ぎ入れ火にかける。水の量は材料にたっぷり水がかぶるぐらいです。
深鍋に大雑把に切ったにんじん、セロリ、丸ごとタマネギ、丸ごとにんにく、肉の固まりを入れ、水を注ぎ入れ火にかける。水の量は材料にたっぷり水がかぶるぐらいです。

2コテキーノを別鍋で煮込む

コテキーノは、脂が強いので、別鍋で1時間30分煮込みます。煮込む前にコテキーノに軽くフォークで穴をあけておきます。じゃがいもも茹でておきます。
コテキーノは、脂が強いので、別鍋で1時間30分煮込みます。煮込む前にコテキーノに軽くフォークで穴をあけておきます。じゃがいもも茹でておきます。

3牛タンをさらに3時間煮込む

1時間したら鶏のもも肉だけ取り出し、あとは牛たんが煮込むまでことこと弱火で煮込みます。大体3時間位。牛たんは煮込んだら皮を外します。
1時間したら鶏のもも肉だけ取り出し、あとは牛たんが煮込むまでことこと弱火で煮込みます。大体3時間位。牛たんは煮込んだら皮を外します。

4皿に盛って完成

固まりのまま皿に盛り、じゃがいもを添え、サルサ・ヴェルデにつけて頂きます。ブロック丸ごとだとなんとなく贅沢に!
固まりのまま皿に盛り、じゃがいもを添え、サルサ・ヴェルデにつけて頂きます。ブロック丸ごとだとなんとなく贅沢に!

ガイドのワンポイントアドバイス

サルサ・ヴェルデを造るのが面倒な場合、マスタードでも美味しくいただけます。茹で汁はスープに使ったり、リゾットを炊いたりといろいろ使えますので、捨てないように。コテキーノが手に入らない場合は、粗挽きポークのソーセージでも代用可能です。その場合、一緒に茹でてしまってかまいませんが、湯であがる15分前位で結構です。お肉は好みのブロックでOK。豚固まり肉でも美味しくいただけます。但し、お肉の固さによって、茹で時間を見て下さい。崩れやすい場合は煮崩れする前に取り出しておきます。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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