「トロフィーワイフ」になる心がけ
美しいだけじゃない、輝く妻に
理想の形は人それぞれでも、愛するパートナーの株を落とすような妻になりたいと思う人はいないはず。今回は、夫の格をあげる理想の妻になる方法を美しい姿勢・仕草の視点から考えたいと思います。
「トロフィーワイフ(Trophy Wife)」とは夫の格を上げる妻
海外では、成功した男性に相応しい妻を「トロフィーワイフ」と呼ぶそうです。もともとは、経済的に成功したものの離婚してしまった中高年の男性が、後から新たに若く美しい女性と結婚した時にトロフィーのようだということから使われたようですが、転じて、年収や地位の高い男性が、自慢できるくらい輝いている女性と結婚することを「トロフィーワイフ(Trophy Wife)」と言っています。
日本では「富裕層がステイタスのために、“嫁比べ”をするための見た目だけの存在」という風に誤解されている節もありますが、本当は輝いている存在自体が「夫の格や株を上げる」くらいステキな女性・妻という意味なのです。
日本では裕福な方と結婚することを「玉の輿」と言うことがあり、女性は成功者と結婚したい……という考えが根強いものですが、これからの時代、相手男性に自分の価値を引き上げて貰うのを待つ「玉の輿」に憧れるなんて、もう古いのかもしれません!
これからは、共に生きることが誇りとなり、トロフィーのように輝かしいと思われるような妻になることを目指しませんか? 自分も幸せで、相手も幸せにしてしまう存在。愛する人を幸せにできる存在になれたら、素敵だと思いませんか? それは、見た目だけでなく、日常の振る舞いや仕草、態度、コミュニケーションにも関わります。
「アタシ~、どうせそんなふうにはなれないし~。努力とかも嫌いだし、人からどう見られるとか関係ないし~、別にラクに付き合えればそれでいいじゃない?」
というアナタは即退場! その思考では「ダメワイフ路線」まっしぐらです!
では、さっそく、「美しい姿勢・歩き方」的トロフィーワイフになる方法を考えてみましょう。
妻としても、バランス感覚120%!
バランスを養い女力を高める!
付け焼刃の美しさにならないために、以下の3つのポイントからスタート!
■ ポイント1:広い視野を持つ
一人で吸収できる範囲は限られています。たくさんの人の話を聞いて、まずは視野を広げ続けること。
視野を広めると、多角的でバランスの良い判断ができるようになります。美しい見た目を作る、バランス良い思考を育てましょう。
■ ポイント2:あらゆる日常動作を面倒がらない
日常動作で女を磨け!
服が脱ぎっぱなしだったり、家が散らかり放題なら、まずはそこから。整えられた身のまわり、自分の動作は、バランス取れた環境を作ることに繋がりますし、美しい振る舞いを育てます。
■ ポイント3:自身を知る
周囲へ目を向けるばかりではなく、自分自身に目を向けましょう。
人生において優先的に行いたいことや、譲れないところや大切なもの。それは何故そうなのか。内面同様、ファッションやメイクなど自分の外見も知っておきましょう。
心と身体のバランスが取れると、女性としてのしなやかさ、母としての包容力、更に、一人の人間としての輝きを兼ね備えた女性になるのです。
このバランスの取り方は、パートナーによって異なるでしょう。
あるパートナーにはOKでも、別のパートナーにはNGだって事だってある。
だから、パートナーと関わりながら、そのバランスを保つことが「トロフィーワイフ」の秘訣なのです。
夫も鼻が高い⁉ 自慢の妻の日常仕草
日常のどんな場面で「トロフィーワイフ」の存在が発揮されるのでしょうか?夫の株をあげる「トロフィーワイフ」の日常仕草の一例を、下記にご紹介します。
■ 歩く仕草が美しい
「歩き」は全ての動作の基本
例えば、彼と道を歩いていても、人とすれ違う時にはサッと一歩動いて道を譲ったり。大きなことでなくても、「歩き」によって、さりげなく他の人に配慮を顕すことができます。
また、心が穏やかな時には、足音は穏やかに、乱れていると、足音が煩くなります。
彼と歩く時に、ドスドス、カツカツ足音が煩い女性は、マイナスです。
■ 公共の場でのスマートな振る舞い
自分と彼以外の周囲への配慮ある行動がポイントです。
例えば、レストランでの注文時、お店の方に雑な態度をとったり、タクシーに乗車時に運転手さんに、行き先だけぶっきらぼうに伝える、乱暴な言葉を使う…。こんな動作は、NGです。
又、周囲へのさりげない配慮は、無関係な人にも及びます。妊婦さんやお年寄り、小さいお子さんを抱えた方、具合の悪そうな方など、その人たちが必要であると判断した時に、スッと、躊躇無く手を差し述べられる事ができる仕草は、人間として魅力を増します。
■ 家事を楽しむ
日常動作で女を磨け!
彼が公の場でクシャクシャのハンカチを使っていたら……。もちろん、男性だって、自分の事は自分でやるべきなんですが、家事を楽しんでこなしている人は、「どっちがやる」なんて事で揉め事にならないものです。パートナーの持ち物に、さりげなく美しい妻の存在がアピールされる瞬間があるという事が実際にはあるのです。
■ 手入れの行き届いた身なり
ボディーでもファッションでも、美しく手入れされた女性は無条件に輝いています。一緒にいる女性を見れば、彼女を選び彼女に選ばれたその男性のレベルが分かるというもの。齢を重ねても、手入れが行き届いていえる妻は、トロフィーな存在です。
かかとがひび割れていたり、マニキュアがはがれていたりなんてありえません!身体の末端にまで美しさを保つ意識を忘れません。
■ 打ち込めるものがある
好きなことに打ち込むと、自分の世界が広がり、キラキラ輝きを増します。
仕事でもPTA活動でも、地域貢献でも趣味の世界でも、何でもOK。打ち込むものがある女性は輝いていて、美しい存在です。
■ 自分の時間を大切にできる
妻として、母として忙しいかもしれませんが、自分自身を磨くことも忘れてはいけません。自分時間を持つことは、「個」としての成長を促す糧となります。内から、外から美を養う事は輝く女性の必須条件です。
さて、何となく具体的な妻のイメージが持ててきましたか?
「トロフィーワイフ」の日常仕草をマスター!
同性からも好かれる事が大切
内側も外側も磨かれた、世代を超えた美人。
そんな女性の仕草のポイントを総復習してしまいましょう! まずは外見磨きのベーシックな下記のポイントをマスター!
仕草には、内面が出ます。でも、テクニックをしておくことは、仕草に磨きをかける上で必要。ポイントと併せて関連記事を一挙にご紹介していますので、ぜひ参考にして下さいね。
【仕草テクニックベーシックポイント】
■ 第一印象をよくする
先ずは、外見で最も大切な「姿勢・歩き方」のベーシックポイントをマスターすることからスタート!
■ 日常の振る舞いを意識
日常での注意点を意識すると、とっさに行う仕草が嫌味なく美しく表現できます。
- 品格が現れる!振る舞い美人のオキテとは?
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■ 手入れされたボディーラインを作る
自分の外見を磨くことは愛される女性として当然の事。
愛されボディーを作りボディーを磨きましょう!
■ 豊かな表情が出きる
手入れが行き届き、メイクがバッチリなフェイスでも、内面を表現する時に筋肉が思うように動かなければ魅力が半減。自己表現が充分にできる筋肉を養いましょう。
上記のテクニックと同時に先ほどの「バランス感覚」を養い、内外のバランスを整え「トロフィーワイフ」として磨きをかけましょう!
3歩後ろを歩き、影で夫を支える「内助の功」がもてはやされたのは昔のこと。現代は妻がイキイキ輝いていて、そんな妻の夫であることが誇らしく思えるような存在でありたいものです。輝く全ての女性が「トロフィーワイフ」になれるはず!
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