老けないお酒の飲み方~その3
大豆と野菜をつまみにする
脂っこいものより、野菜と大豆たっぷり、スルもたっぷりのお鍋が二日酔い予防にはGOOD!
実は大豆に含まれる「大豆ペプチド」が、「アセトアルデヒド」を無毒性に変化させて、アルコールの血中濃度を下げる働きをしてくれます。野菜たっぷりのお鍋、湯豆腐などは、カロリーも低く、熱々なので、自分だけでなく、飲んでいる仲間が火傷をしないようにと、お互いにゆっくり注意しながら食べるので、ほろ酔い気分を正常に戻してくれます。また水分も多いので、アルコールを中和してくれます。自分で箸を動かして調理するのも酔い覚ましになりますね。
老けないお酒の飲み方~その4
肝臓の働きを高めるカイロ&腹巻
肝臓を冷やして血行を悪くしないためにもカイロ&腹巻を使おう
そこでガイドは、腹巻を付けて酒席に臨んだり、寒い日は、腹巻の中に使い捨てカイロを忍ばせて、肝臓を温めて血行が滞らないように注意しています。カイロを貼る場所は2カ所で、右側の胸(みぞおち)の下あたりと、ちょうどその裏側にあたる右の背中で、腹巻に貼って挟んでおくと、ポカポカです。
老けないお酒の飲み方~その5
ツボ押しで肝臓アシスト
飲む前にツボ押しで二日酔い予防。肝臓の働きを高める「期門(きもん)」と、むかつきを解消する「巨闕(こけつ)」の場所を覚えておこう!
飲む前にはぜひ「期門」を刺激して、飲んでいる途中でむかつきや違和感を感じたら「巨闕」をゆっくりじんわりと押します。翌日まで襲ってくる吐き気やむかつきなどが防げます。
こうして二日酔いになりにくい5つの方法を実行すれば、楽しい酒席・宴会・コンパになること間違いなし。とにかく会話が弾めば、お酒を飲み過ぎることもないですし、楽しい会話で頭を使って脳の血行も良くなり、ストレスが解消されて、「良いお酒が飲めた!」と満足感も高まります。
二日酔いになってしまったら…
頭痛に効くツボ
二日酔いになって頭痛がするときは「風池」と「天柱」、胃腸が疲れたときは「肝兪(かんゆ)」を刺激しよう
フルーツをたっぷり摂るのも二日酔いには効果的です。アルコールを分解するために消費してしまったビタミンやミネラルをフルーツで補給し、さらにアルコールでダメージを受けた細胞をフルーツの抗酸化物質でサポートしてあげましょう。すりおろしたリンゴやオレンジとレモンを絞った生ジュースなどは、ビタミンCをたっぷり補給できるので、アルコールで傷ついた体を修復してくれます。