<目次>
女性の平均顔から分かる!年代別アンチエイジングメイクの方法
年代別のアンチエイジングメイクの方法は?
シャープで顔の印象が強い20代
・顔のパーツがくっきり ・あごのラインもスッキリ ・顔の重心が上半分に |
顔全体が丸味を帯びる30代
・頬に肉が付き丸い印象 ・顔の重心がやや下に ・あごが丸く変化 |
顔のパーツがかなりたるむ40代
・目尻が下降 ・口角もやや下降 ・あごがさらに丸く ・顔の重心がさらに下に ・上唇が薄めに ・鼻が横に広がる |
顔の立体感がなくなる50代
・鼻が低くなる ・輪郭がぼんやり ・目尻と口角がさらに下降 ・顔の立体感がなくなる |
全体的にぼんやりと印象が薄くなる60代
・唇全体が薄くなる ・目が小さくなる ・輪郭がぼんやり ・印象が薄くなる |
目元、口元、あごが老け顔の元凶
今回の平均顔にはシミ、シワなどを加えていませんが、それらがなくても10年という歳月で、女性の顔が変化していく様子が顕著にわかります。顔の変化をチェックしつつ、老いを感じさせる「加齢ポイント」をまとめてみましょう。目尻のたるみや眉毛の薄さが老け顔の原因に。 |
口元のシワやたるみが老けた印象の元凶に。 |
口のまわりの筋肉が衰えてホウレイ線が深くなる。 |
太りやすくなる40代以降はあごのラインに注意。 |
年齢とともに印象が薄くなる顔のパーツ。 |
30代のメイク重点ポイント:マスカラとチークで上向きに
30代メイクのポイントはアイラインを入れ過ぎずにマスカラで目元をくっきりと。 |
目尻をやや上向きにするように、アイラインを入れます。ただし目元の印象はまだ十分強いので、黒く縁取らずにぼかしましょう。
■まつ毛アップでマスカラたっぷり
30代のうちはアイラインに頼りすぎずに、ビューラーでまつ毛をアップさせてから、マスカラをたっぷり塗りましょう。特に下がり気味の目尻側のまつ毛を根元から立ち上げるようにして、しっかり持ち上げます。そこにマスカラをくっきりと塗ると、アイラインよりもナチュラルでセクシーな印象に仕上がります。
■チークで顔の重心を上に
下がり始めた顔の重心もチークで上げましょう。頬の一番高い部分よりもやや上から目尻に向かって逆三角形を描くように、頬のラインをシャープに描くと効果的です。
40代のメイク重点ポイント:頬と唇に立体感を出す
40代はハイライトを眉間やあごに塗って立体感を出しましょう。 |
鼻をシャープに見せて目元をスッキリさせるためにも、アイラインに加えて、ハイライトを上手に取り入れましょう。眉間のやや上の部分とまぶたに明るいファンデーションや、白っぽいシャドーをぼかして塗れば、ぐんと立体感が出てきます。
■上唇の輪郭をくっきり
上唇の輪郭をはっきりさせるために、濃い目のリップライナーを使いましょう。
50代のメイク重点ポイント:顔のパーツラインをくっきりと
50代はあごのラインをくっきりとシャープに。 |
ぼんやりした輪郭をシャープに見せるためにも、あごの輪郭に沿って、チークや少し濃い目のパウダーをブラシでつけましょう。
■目と眉の形をくっきり整える
また目元の印象を強めるために、アイブローとアイライナーで、眉と目の形を整えましょう。
60代以降のメイク重点ポイント:リップグロスで若々しい口元に
60代は口紅とグロスでボリューム感たっぷりに。 |
薄くなった唇を寂しい印象にしないためにも、リップライナーで口の輪郭をしっかりと描き、唇の外側を濃い色の口紅で塗り、内側にはすこし明るめの口紅を使います。
■リップグロスをフル活用
リップグロスも活用して、口元を若々しい印象に仕上げましょう。
最後に、人間は人の年齢を推定するとき、無意識に「髪」「肌」「シミ」「シワ」「たるみ」「姿勢」「プロポーション」「話し方」「声」「服装」などを観察し、それらを総合して年齢を判断するものです。どの年齢にも共通していえることは、1カ所だけを若く見せようとしても、不自然に見え、悪印象を持たれてしまいます。全体のバランスと自分らしさを生かしながら、好感を持たれるアンチエイジング・メイクを心がけましょう。
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