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フルーツを食べて美肌に!老け知らずで若さをキープ

フルーツは美肌と若さを保ちます。「カロリーが高そう」「血糖値が上がりそう」「太りそう」「肌が老化しそう」などというフルーツへの誤解を解消して、低カロリーなのに食物繊維、ビタミン、抗酸化物質がたっぷりのフルーツで美肌と若さを維持しましょう!

宇山 恵風

執筆者:宇山 恵風

アンチエイジングガイド

<目次>
 

フルーツで美肌に!脳やお腹も喜び、若さを保つ

フルーツを食べて美肌に!

フルーツは食物繊維、抗酸化物質、ビタミン、ミネラルなど、美肌と若さをサポートする栄養がたっぷり!アンチエイジングガイドは1日500グラムのフルーツを食べています!

若さを保つために食事は大切です。アンチエイジングガイドが毎日の食生活で心がけているのは、スイーツやお菓子、インスタント食品を食べずに、フルーツをたくさん食べること。

具体的には1日500グラムのフルーツを食べるように心がけています。なぜそんなにフルーツを重視しているのかと言えば、フルーツは食物繊維、抗酸化物質、ビタミン・ミネラルがたっぷり含まれ美肌効果がバツグン、さらに脳が喜ぶ甘さを楽しめるのに、ケーキやお菓子よりも低カロリーだからです。

「1日500グラムってすごい量なのでは?」と思う人もいるでしょう。でもリンゴ1個、グレープフルーツ1個、バナナ1本くらいで500グラムになります。これを1日数回に分けて食べればいいのですから、とても簡単。しかもボリュームがあるので、お腹が満腹になり、食事の量を減らすことができ、ダイエットにも良いのです。

 

フルーツを食べない日本人

でも残念なことに日本人は先進国の中で最もフルーツを食べていないのです。世界で最もフルーツを食べるのがイタリア人で、1日426グラム、日本人は1日たった144グラムしかフルーツを食べていません。

日本人がフルーツを食べない理由としては、「皮をむくのが面倒くさい」「重くて持ち運びが面倒」「値段が高い」「太りそう」「カロリーが高そう」「健康に悪そう」などという誤解が広がっていることにあるようです。イタリア人が「チャオ~」と明るくエネルギッシュで元気なのは、フルーツをたくさん食べているからかもしれませんよ!
 

フルーツは低カロリーで食べごたえあるダイエット食品

フルーツはお菓子やケーキに比べて断然低カロリーです。しかも噛みごたえもあり、水分も豊富なので食べごたえがあるため、食べ過ぎたりすることも少ないはず!あなたのまわりで、リンゴを食べ過ぎて太った人、いますか?!

フルーツはお菓子やケーキに比べて断然低カロリーです。しかも噛みごたえもあり、水分も豊富なので食べごたえがあるため、食べ過ぎたりすることも少ないはず!あなたのまわりで、リンゴを食べ過ぎて太った人、いますか?!

「フルーツはカロリーが高い」という誤解は、たぶん「フルーツは野菜に比べてカロリーが高い」という事実から発生したのでしょう。

もちろん、野菜と比べればフルーツの方がカロリーは高いです。でも、フルーツは適度な甘みと酸味を楽しめるという魅力があります。ガイドはフルーツを美肌と若さをキープするために必須のスイーツ、デザートと考えています。だからケーキやお菓子、アイスクリームやシャーベットの代わりにフルーツを食べています。

カロリーを比較してみましょう。同じ100グラムで比較すると、リンゴはたった54キロカロリーですが、ショートケーキは344キロカロリー、おせんべいは465キロカロリーもあります。ケーキやスナック菓子には、砂糖、小麦粉などの糖質、バター、マーガリン、植物油、生クリームなどの油脂もたっぷり含まれています。塩分も多く、化学調味料や保存料、着色料なども使われている可能性があります。これらはどれも細胞を老化させる可能性があるため、なるべくなら最低限に留めておきたいものばかり。

ところがフルーツは食物繊維、水分がたっぷりで噛みごたえもあり、食べ過ぎることも少ないでしょう。例えばリンゴ10個を食べるのはとっても大変ですよね? でもリンゴ10個と、油断するとペロリと食べてしまう大きめの板チョコ1枚が同じカロリーなのです。

こういう事実を知れば、フルーツはケーキやお菓子に比べて低カロリーで、ボリューム、噛み応えもあるので、食べ過ぎることはまずないと理解できますよね? お菓子やケーキなどをセーブして、自然の恵みがたっぷりのフルーツに切り替えてみませんか?
 

フルーツは血糖値にもやさしい低GI食品

フルーツは血糖値を上げにくい低GI食品です。血糖値が気になる人が食べる1日の目安は80キロカロリーで、みかん2個、りんご半分、キウイ2個、バナナ1本程度です。

フルーツは血糖値を上げにくい低GI食品です。血糖値が気になる人が食べる1日の目安は80キロカロリーで、みかん2個、りんご半分、キウイ2個、バナナ1本程度です。

甘いフルーツは血糖値を上げると気にしてフルーツを食べない人も多いようです。しかし日本糖尿病学会が発表している糖尿病食事療法でも、1日80キロカロリー分のフルーツを摂るように推奨しています

フルーツには余分な糖を体外に排出する食物繊維が豊富で、血糖値を上げにくい低GI食品として注目されています。

血糖値が気になる人が食べる1日の目安は80キロカロリーで、みかん2個、りんご半分、キウイ2個、バナナ1本程度です。ハーバード大学の研究では、フルーツを習慣的に食べている人は、食べていない人に比べて約23%も糖尿病になるリスクが低いこともわかっています。
 

フルーツでキレイに痩せる!

フルーツには私たちの体では作れないファイトケミカルが豊富。フルーツを食べることで、ファイトケミカルを取り入れて、体の抗酸化力、免疫力、抗菌力などを高め、細胞を健康に維持しましょう。

フルーツには私たちの体では作れないファイトケミカルが豊富。フルーツを食べることで、ファイトケミカルを取り入れて、体の抗酸化力、免疫力、抗菌力などを高め、細胞を健康に維持しましょう。

低カロリーで水分もたっぷり、ボリュームがあるフルーツにはビタミンやミネラル、カロテノイド、ポリフェノールなどの抗酸化物質も多いので、ダイエット中の人にも、貴重な栄養源なのです。

なぜそんな力を持っているかというと、次の世代を育てる種の保存のために栄養をたっぷり含んだフルーツは、紫外線ダメージなどによる酸化を防ぐ抗酸化力、虫や細菌、ウイルスから身を守る抗菌力を備えたのです。

害虫や動物を遠ざけて身を守るために植物が自ら作り出した色素や香り、甘み、辛み、苦みなどに含まれる機能性成分がファイトケミカルと呼ばれ、カロテノイドやポリフェノールもファイトケミカルの仲間です。ヒトは自分の力でファイトケミカルを作り出すことはできませんが、それらを含んだ野菜やフルーツを食べることで、ファイトケミカルを摂り入れ、抗酸化力や免疫力をアップさせ、生活習慣病やアンチエイジングに活用できるのです。
 

フルーツはジュースやお菓子とは全く別物!

 フルーツは甘くておいしいけれどお菓子やケーキとは全くの別物の健康食品です!おいしく食べて美肌と若さを保ちましょう。

 フルーツは甘くておいしいけれどお菓子やケーキとは全くの別物の健康食品です!おいしく食べて美肌と若さを保ちましょう。

フルーツは甘くて糖分が多く、肌を老化させると思われていますが、フルーツに含まれる果糖の甘味はショ糖の1.5倍、ブドウ糖の2倍もあり、果糖は甘味を感じさせてくれる上に、カロリーが低く、分解時に血糖値を上げにくい性質を持った糖。

果糖と聞くと、甘いジュースに大量に含まれる人工甘味料を思い出して、脂肪肝になったり、中性脂肪を上昇させたりしないかと心配する人も多いでしょう。

フルーツは漢字で「果物」と書くために、どうしても果糖が多い不健康な食べ物と誤解されがちですが、どうかフルーツを、人工的に果糖を加えたジュースやお菓子と一緒にしないでください。フルーツを果肉や果皮と一緒に食べれば、食べごたえがあり食べ過ぎて果糖を摂り過ぎることもまずないでしょう。

フルーツを丸ごと食べれば、食物繊維も摂れますし、ビタミンやミネラルも補給できます。リンゴやミカンには中性脂肪の合成を抑制する成分が含まれています。リンゴを1日1.5~2個、3週間食べ続けていると、中性脂肪が多めの人は実験後に減り、中性脂肪が低めの人は実験後に適度な量に増えていたという実験結果もあります。

 

フルーツが特別に歯を痛めるわけではない

フルーツが特別に歯に悪いワケでは決してありません!気になるようなら、食後に水で口をすすぎましょう。

フルーツが特別に歯に悪いワケでは決してありません!気になるようなら、食後に水で口をすすぎましょう。

フルーツは酸が多くて虫歯になる…と心配している人は、フルーツを食べ終わったら水で口をすすいでください。でもこれはフルーツに限ったことではなく、どんな食品でも食べた後に口を水ですすぐのは虫歯予防になります。

フルーツがほかの食品に比べて、虫歯になりやすくすることはないのです。それよりも酸が強く、口の中に残り続けて、歯にこびりついてしまうような食品の方が圧倒的に虫歯の原因になります。ちなみにレモンは酸性、みかん、リンゴ、キウイは弱酸性、バナナ、イチゴ、アボカドは中性~アルカリ性で、酸が強いフルーツが多いわけではありません。イチゴやラズベリーには、虫歯の発生や進行を防ぐ天然甘味成分の「キシリトール」が含まれています。
 

フルーツには美肌成分がたっぷり!

フルーツには、肌が喜ぶビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの栄養が豊富で肌のハリや弾力、みずみずしさを保ち、くすみや紫外線ダメージを修復してくれます

フルーツには、肌が喜ぶビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの栄養が豊富で肌のハリや弾力、みずみずしさを保ち、くすみや紫外線ダメージを修復してくれます

フルーツには美肌を保つビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが豊富です。ビタミンAには、肌に潤いを与える働きや、新しい細胞を生み出す力になり、肌の新陳代謝を正常に保つ働き、そして皮脂腺や汗腺を正常に保つ働きがあります。

ビタミンAが豊富なフルーツには、温州ミカン、アンズ、スイカ、ビワ、マンゴーなどがあります。ビタミンCには肌のハリや弾力を保ち、若々しい肌に見せるコラーゲンの生成を助ける働きがあります。ビタミンCが豊富なフルーツは、カキ、キウイフルーツ、イチゴ、ネーブルオレンジ、レモン、グレープフルーツなど。ビタミンEには、血行を促進して肌に栄養と酸素を送り、肌のくすみを改善する働きがあります。ビタミンEを多く含むフルーツは、梅、アボカド、マンゴー、アンズ、ブルーベリー、レモンなど。

フルーツにまつわる誤解を解いて、正しく理解してみたら、美肌や若さを保つ成分がたっぷりだったのです。ぜひ皆さんも、砂糖、小麦粉、添加物などを含まない、天然自然の甘味と酸味がたっぷりフルーツを召し上がってくださいね!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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