アルガンオイルとは……アロマスキンケア習慣!
爽やかだけど、お肌にはつらい乾燥の季節がやってきました
肌がもともと持つ力を向上させて、外的変化に耐えうる力をつけておきたいですね。冬に向かって、体の免疫力もつけましょう。肌が元気でこそ、体内も整います!
何より肌は正直。生活習慣、心の状態、年齢などはっきり出ちゃいます! ならば丁寧なケアをすれば、その効果も正直に出るはず。生活習慣はみなさんにお考え頂くとして…ストレスには、香りでリラックスがいいですね!日頃の心のメンテは肌にも影響します。
しっとり、つやつや肌は元気のもと。朝、顔を洗うときやお風呂上り、「ん? なんか違うぞ!」と思えるようなアロマスキンケア習慣をスタートさせませんか。お肌を強壮にして上質な肌になるためには、上質なものを使う必要があります。今回のメイン基材は上質な植物オイル。
モロッコの宝石とも呼ばれるアルガンオイル
アルガンオイルはもっと精製された色の薄いタイプもあります。画像は未精製のもの。20mlで1500~3000円ぐらい
アルガンオイルの主要成分はオレイン酸。そして特筆すべきは、ビタミンEが豊富に含まれている点。オリーブ油の2~3倍ともいわれます。ではビタミンEの効果をみてみましょう。
ビタミンEの効果
ビタミンEはアンチエイジング・ビタミンです
■抗酸化作用
抗酸化というのは、つまり老化を防止する効果のこと。さび付きを抑え若々しさを保つ作用がビタミンEには期待できます。
■女性ホルモンの分泌調整作用
女性ホルモンはお肌をつやつや、ぴかぴかさせます! うるおい不足は女性ホルモンのアンバランスが原因ってことはありませんか? 恋をしてる時は、肌艶がいいもんですねぇ。ビタミンEには、女性ホルモンの分泌を調整する作用もあるとされます。
■血行促進作用
お肌の真皮層には血管があります。ビタミンEは血液の流れを良くするため、肌色がぱっと明るくなることが期待できます。目の下のクマなどにもいいかも。当然、冷えにも効果的。手足の冷えも解消して、血色を良くしましょう。
アルガンオイルの使い心地
最近ではガイドも毎日アルガンオイルを使っています。しっとり、ねとっとしてます。しかし、ベタベタはしません! 細かく皮膚に浸透していくようなテクスチャーです。ややナッティな香りが気になる人もいるかも。そこで香りの面からも、また、保湿効果をアップさせるために、エッセンシャルオイルの出番です。
さらにアロマをプラスで無敵オイルに
ローズオイルは美肌の象徴ともいえるアロマです
ローズ、ネロリ、メリッサ、カモミール(ローマンでもジャーマンでもOK)、ラベンダー
ラベンダー以外はいずれも高価なオイルばかりですが、やはりそれだけの美容効果が昔から知られています。
- ローズ(ローズオットー)…お肌を強壮にしてキメを整えるといわれます。香りもゴージャス!一度は使ってみたいアロマのひとつ。
- ネロリ…肌細胞に働きかけて活性化させます。
- メリッサ…肌トラブルによく、とくに炎症などに効果的をいわれます。
- カモミール、ラベンダー…いずれも古くからハーブ療法で肌への効果が優秀とされてきました。
女性ホルモン系の調整をさらに強めたい場合
- ゼラニウム…調整作用に優れるといわれます。ローズが基調でそこにハーブっぽい要素をプラスしたような香り。皮脂分泌にも影響を及ぼします。
- クラリセージ…ハーブの個性際立つ香り。強めに香るので1滴で十分香りを満喫できます。
寝不足やストレスが多い人はリラックスアロマを使いましょう。
- イランイラン…花の香りは呼吸を深くさせ、緊張を緩めます。
- パイン…ウッディ系の香り。森林のようなさわやかな印象!
- オレンジスィート…なじみ深いフルーティな香り。大人気のアロマです。
- サンダルウッド…ビャクダンの香りは、しっとり、ゆったり、とにかく落ち着き感満載の印象。
アルガンオイルを使ったアロマ保湿オイルの作り方
手順はオイルにアロマを混ぜるだけ! ■お手軽タイプ- アルガンオイル小さじ1杯
- いずれかのエッセンシャルオイル1滴
少し手を加えて、他のものもプラスできます。
■応用タイプ
- アルガンオイル大さじ1杯
- いずれかのエッセンシャルオイル1~2滴
- ローズウォーター小さじ1/4~半分
- 清潔なボトルに入れてよく振り混ぜます。
- 水分と油分の両方が入っているため分離します。使う前は良く振って混ざっているのを確認してから使いましょう。
お肌に合わない場合は、使用を中止してください。
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