メリッサ(レモンバーム)
(Melissa officinalis)シソ科の草本
花と葉を水蒸気蒸留にて採油
「メリッサ」とはギリシャ語でミツバチの意味。このハーブをミツバチが好むことからこのような名前で呼ばれます。レモンの香りがするハーブのため、レモンバームという愛称も。ハーブティやポプリではお馴染みのハーブ。
メリッサ(レモンバーム)のアロマ効果
よく見るハーブなのにエッセンシャルオイルとなるとかなり高価で貴重なものになります。 |
メリッサは心を明るくして、前向きな感情を与えてくれる香りです。何かショックなことがあったときや、わけもなく落ち込むときには、メリッサで芳香浴をしてみましょう。また、荒れた肌などにも効果的なため、アロマローションを作って、日々のスキンケアに用いれば、知らず知らずのうちに、感情のケアもできます。
そのほか、身体には消化器系の不調にも良く、消化不良や下痢に効果が期待できます。そんなときには、アロマバスで使ってみましょう。
メリッサの香りはレモンとハーブをミックスしたような香り。でもレモンほど軽くはありません。レモングラスに似ています。
■ 注意
もともとのハーブから、ごくわずかしかエッセンシャルオイルが採れません。そのため非常に高価であることが一般的なため、あまり安価なものはオススメできません。メーカーによっても違いますが、2~3mlで10.000円前後します。
■ ガイドからひとこと提案
意外に強く香ります。濃度は低めでOKです!
参考文献
『84の精油』ワンダー・セラー著 高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社)