アロマテラピー/厳選アロマオイル・精油の効能と使い方

疲れきった心と体を元気付ける「パイン」

パインの香りで清々しい気持ちに!松のオイルをご紹介します。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

パイン

森林浴気分
ウッディ系はとても使いやすい香りのひとつ。
(Pinus sylvestris)
マツ科の木本
球果や葉を水蒸気蒸留して採油

パインといってもパイナップルではありません。パインとは「松」のこと。松といってもいろいろな種類があるようですが、エッセンシャルオイルで一般的に使われるものは、スコッチパインとか、ヨーロッパアカマツと呼ばれる種類。葉や果実の部分からエッセンシャルオイルはとられます。果実は卵形で、球果とか、毬果と呼ばれます(いわゆる松ぼっくり)。長さは8cm弱ほど。アジアやヨーロッパで見られる大きな木であるパインの葉はトゲトゲした針葉。パインの香りは、石鹸をはじめ、ビールやワインのフレーバーなどにも用いられたといいます。



パインのアロマ効果

血液循環を改善する効果が期待できるため、筋肉系の痛みに良いといわれます。たとえば、筋肉痛、古くはリウマチにも用いられました。手軽なところではアロマバスで使ってみては。肩こり、冷えた手足に効果を発揮してくれるでしょう。

また古くから松といえば「呼吸器系」。気道をきれいにしてくれるため、風邪のときに吸入するなどもオススメ。気管支炎、咳がでるときに芳香浴で活用できます。


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■ ガイドからひとこと提案
典型的な木の香りなので、あまり不快に思う人は少ないようです。香りをかぐと、まるで森林浴をしているような清々しい気持ちになります。疲れきった心を元気付けてくれますよ。サイプレスやジュニパーベリーとMIXすると、渾然一体となってウッディ系が強調されます。芳香浴やスプレーにして使ってみましょう。ローズマリーなどとブレンドすると、よりシャープさが際立ちます。


■ 取り扱い注意
  • やや皮膚に刺激になることがあるためお風呂での使用では、敏感肌の方はご注意ください。



参考文献
『アロマテラピーのための84の精油』ワンダーセラー著 高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社)
『木の写真図鑑日本語』アレン・コーンビス著 濱谷稔夫日本語版監修(日本ヴォーグ社)
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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