フレンチラベンダーの効能・使い方

フレンチラベンダーの効能・使い方

フレンチ・ラベンダーにもいろんな栽培種があるようですが、花を見ればイングリッシュ系とは明らかに違う外観をしています

Lavandula stoechas
  • 科名 シソ科
  • 花と葉(または花だけ)を水蒸気蒸留して採油
  • 別名 ストエカスラベンダー、スパニッシュラベンダー

フレンチラベンダーのエッセンシャルオイルは学名からストエカスラベンダーと呼ばれたり、スパニッシュラベンダーの別名もあります。地中海沿岸が原産地の低木で、いわゆるもっとも有名なイングリッシュラベンダー(別名:真正ラベンダーとかトゥルーラベンダー/学名:Lavandula angustifoliaまたはL.officinalis)とは属(つまりLavandula属)は同じですが、種が違います。

外観も違っていて、特に特徴的なのが花の形。うさぎの耳みたいなのが花の頂部に伸びています(苞といいます)。 フレンチラベンダーはイングリッシュラベンダーより暑さに強く、日本でも育てやすいといいます。ハーブ園に行くと、フレンチラベンダーに出会うことが多いですよ!
 

フレンチラベンダーオイルの香り

こちらイングリッシュラベンダー

こちらイングリッシュラベンダー

メジャーなイングリッシュラベンダーと比較して、フレンチラベンダーオイルの香りは薬草っぽいニュアンスが強くフローラルな感じに欠けます。樟脳、ローズマリーのようなすっきりとしたグリーン調の強い香りです。
 

フレンチラベンダーオイルの特徴

一般的なラベンダーのイメージと異なり、フレンチラベンダーのエッセンシャルオイルにリラックス効果はあまり期待できないとされます。むしろ、抗菌、殺菌、防虫といった目的で使います。

含まれる成分もカンファー約15~30%、フェンコン約40~50%とのデータがあります。ちなみにカンファーやフェンコンはイングリッシュラベンダーでは検出されない成分です。(参考文献『アロマテラピーの辞典』林真一郎編 東京堂出版)

これらの成分は比較的、体に対して作用が強く、刺激的な成分。ラベンダーで安眠とかストレスケアとかっていうイメージとはちょっと異なります。
 

フレンチラベンダーを使うときには……

タンスの中の防虫 に

タンスの中の防虫 に

フレンチ・ラベンダーは園芸種(観賞用)としては大変メジャーで亜種、栽培種なども豊富。ですがアロマテラピーのエッセンシャルオイルとしては実はあまり使いません。ラベンダーという名前がついているので、つい間違えそうなので気を付けましょう。

間違えないようにするためには、学名をチェックすることです!必ず学名を見て確認しましょう。

ということで、一般の人がホームケアなどでフレンチラベンダーを使うことはほぼないと思われます。あまり広く販売もされていません。

もし、使うとすれば、たとえばタンスの虫除けなどに、コットンに1滴落としてクローゼットや引き出しに入れておくなどが安全でしょう。

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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。