アロマテラピー/アロマテラピー活用術・楽しみ方

アロマで汗のにおい対策!好印象を与え自信もつく

汗をかいても、におわない人もいるのに、におう人もいます! それは汗を放置してることが原因かもしれません。アロマを使って、サササっと汗のにおいのもとを消してしまう方法をご紹介します! 自分自身もかなり癒されておすすめです。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

 

アロマで汗のにおい対策をしよう!

アロマで汗のにおい対策

アロマで汗のにおい対策

気になる汗のにおい。
市販の制汗剤やデオドラントアイテムを見ればわかるように、人に不快感を与えないために「良い香り」は欠かせません。今回は上質でナチュラルなエッセンシャルオイルを使うご提案。使っている自分自身もかなり癒されて実践できますよ!

まずは、エッセンシャルオイルならではの利点からご紹介します。
 

アロマの香りなら汗のにおいと混ざっても不快感がない!

技術的な香りではないかもしれないけど、ナチュラルさがアロマの魅力です!

技術的な香りではないかもしれないけど、ナチュラルさがアロマの魅力です!

人工的なきつい香りをマスキングするために使うのは、根本的な解消になっていません。それに、つける量を間違えば、印象も悪い。汗のにおいと混ざると、合成の香りの場合、ちょっと不快に思うこともあるので、要注意です。

エッセンシャルオイルの香りは天然100%!汗の不快なにおいと混ざっても、不思議と違和感がありません。
 

同時にスキンケアもできる!

エッセンシャルオイルはかつては薬だった時代もあるので、効果、効能が期待できるところがうれしいですね。お肌への作用を考えれば、夏の汗による皮膚トラブルの軽減や緩和にも役立ちます!
 

香りで暑さによるイライラ感も解消できる!

いい香りをまとうことで、人にも優しくなれるし、自信も持てますね!

いい香りをまとうことで、人にも優しくなれるし、自信も持てますね!

エッセンシャルオイルの良い香りはリラックス効果に優れます。暑さによるイライラ感を軽減して、スレスケアにもなります。時間を問わずリラックスしたいときに活用しましょう。
 

アロマで汗のにおい対策1 「抗菌ボディミストで汗を拭い去る!」

いつでもすぐにシャワーを浴びることができればいいけど…

いつでもすぐにシャワーを浴びることができればいいけど…

汗自体ににおいはないと言われます。汗の不快なにおいは皮膚にある常在菌(病原菌ではなく、普段ヒトと共存している菌のこと)が影響しています。

ならば「抗菌アロマ」の出番!植物はサバイバル(生き残り)のために抗菌物質を持っています。それを多く含み、エッセンシャルオイルとして抗菌効果に優れるものを使って、常在菌をやっつけましょう。結果、お肌を清潔に保つこともできます。

■オススメの抗菌に優れるエッセンシャルオイル
ペパーミントティートゥリーラベンダーなど

今回はこのエッセンシャルオイルを使ってボディミストを作ります。

■アロマボディミストの材料と作り方
  • ラベンダーまたはペパーミントのフローラルウォーター20ml
  • 上記のエッセンシャルオイルのどれか1滴
スプレー容器にフローラルウォーターを入れて、エッセンシャルオイルを1滴加えてよく振り混ぜれば完成です。

汗をかいた部分にたっぷり吹き付けて、化粧水のようにパッティング。水っぽいので、すぐには吸収しませんが、それでOK!浮いてる水分をタオルやハンカチでぬぐいましょう。残った分はゆっくりとお肌から吸収されます。

(注意)
  • タオルは清潔なものを使うこと!タオルが臭いと意味がありません。ぬぐうという物理的な方法は有効です。
  • フローラルウォーターはハーブからエッセンシャルオイルを採取するときに採れる水溶性の成分です。
  • 肌につける前にはよく振り混ぜることが大切。タオルやコットンに先にミストを吹き付けて、汗をぬぐうのもOKです!
  • ラベンダーは日焼け後のほてり解消にもいいと言われるため、スキンケア効果も取り入れることができて一石二鳥です。
 

アロマで汗のにおい対策2 「人気のウッディ系アロマコロン」

いつでも着替えることができればいいけど……

いつでも着替えることができればいいけど……

汗のにおいの原因は、かなり高い確率で「衣類についた汗」が異臭を放つことによるもの。つまり汗と常在菌とが衣類で繁殖してしまっているということです。ということで、対策は着替えること!

ですが、1日に何度も着替えるのは、たいがい不可能ですよね。そういう場合は、アロマコロンでしのぎましょう。先ほどの方法より、少し手間がかかりますが、それだけのことはあります!

今回のおすすめは、近頃、人気のウッディ系の香り。男女ともに人気で、ナチュラル感が強く爽やか。普段、香りに縁があまりない人にも好評です。

■アロマコロンの材料
今回のアロマコロンは約5%濃度で作っています

今回のアロマコロンは約5%濃度で作っています

  • エッセンシャルオイル:パイン2&ミルラ2&ベチバー1&ローズウッド1(数字は滴数)
  • 無水エタノール5ml
  • 市販の飲用水(軟水)または精製水1ml

■アロマコロンの作り方
無水エタノールに水を入れて混ぜます。そこに1滴ずつエッセンシャルオイルを入れていきます。

■活用法
  • すぐに使えますが、しばらく熟成させると全体がなじんできます。
  • 香りは下から上へと広がるので、最初は足元、腰あたりにつけるといいでしょう。または女性ならブラジャーにつけるのもいいですね。香りをまとうことに慣れていない人は、ハンカチや持ち物につけるのも1つの方法です。手を拭いたり、ハンカチをカバンやポケットから出したときだけ香るように調整できます。
※色が付着することがあるので、気を付けてください。

アロマコロンは揮発が早いので、ある程度こまめにつけて大丈夫です。お好みの分量をご自身で見つけてください。しかし、嗅覚は麻痺しやすいので(すぐに香りがわかりにくくなる)、量が増えすぎないようにしましょう。自分で判断できない場合は、身近な人に確認するといいですね!
 

臭いがあるときは、アロマで解決しよう

アロマを活用して素敵な日々をお過ごしください!

アロマを活用して素敵な日々をお過ごしください!

私がアロマテラピーの仕事をしているというと特に男性の友達はとてもナーバスになるようです。「僕、汗臭くない?」「変なにおいしない?」必ず訊かれます。

しかし、口臭や体臭って人に言いにくいものですよね。身近な人は、本人にやんわり、でも正直に伝えてあげるのがいいと思います。アドバイスされた方は、ムッとするかもしれませんが、ここは勇気をもって指摘してくれたことを受容しましょう。これからはアロマをつかえばいいのですから!

(過去の記事「デオドラントに優れるアロマ」も参考にしてください)

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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