性的興奮を感じないのは、恋愛ホルモン不足?

もしもあなたが、大切なパートナーに対して性的興奮を感じないのであれば、それは、大きくわけて以下の2つの理由が考えられます。

(1)性的欲求を感じるための恋愛ホルモンが不足している

恋愛ホルモンは、既に紹介したテストステロンやオキシトシン以外に、以下のようなホルモンがあります。


■テストステロン

セックスの衝動にかかわるホルモン。男性で多いが、女性でも分泌されています。

テストステロンは、「性ホルモン」と呼ばれるホルモンで、テストステロンの材料となる「油」と「タンパク」をたっぷりと摂取することが大切です。「肉食男子」「肉食女子」などと言いますが、良質の油とタンパク質が、テストステロンの分泌に繋がり、性的衝動が引き起こされます。ただし「肉食」といっても、牛や豚などの「肉」ばかりではなく、魚もバランスよく食べるようにしましょう。ちなみに、ここでいうタンパク質は、動物性タンパク質だけではなく、大豆などの植物性タンパクも大切です。

■ドーパミン

快感を感じさせるホルモン。恋をすると、ドーパミンが放出されて脳が快感を感じます。これは「学習するホルモン」でもあり、一度でも快感を感じた行動に、再び人を駆り立てる働きがあります。

セックスが快感と結びついているとき、セックスの衝動が生まれます。ドーパミンが不足すると、意欲低下や集中力低下が起こります。

ドーパミンをたっぷりと分泌させためには、「気持ちいいセックス」=快感をたくさん味わうことが必要です。パートナーとのセックスをより良いものにするために、自分たちのセックスについて恥ずかしがらずに話し合うことも大切です。また、ドーパミンの分泌にかかわる食生活にも少しだけ気をつけてみることも大切。

アミノ酸の一種である「チロシン」(乳製品・ゴマ・納豆・アボガドに多く含有)は、ドーパミンの分泌を高める作用があります。緑茶に含まれるテアニンという成分も、同じく、ドーパミンの分泌を高めてくれます。適度なアルコールや、リラックスして音楽を聴いたりすることもドーパミンの分泌のきっかけとなるといわれています。

■バソプレシン

本来は、体の水分調整・浸透圧にかかわるホルモンですが、近年になって、恋人同士の絆を高めるホルモンであることがわかってきました。別名「浮気防止ホルモン」とも言われます。バソプレシンが減少する、もしくは遺伝的に分泌量が少ない男性は、浮気・離婚率が有為に高いという研究データも出ている、浮気にかかわるホルモンです。

バソプレシンは、セックスをしているときに多く分泌されます。性欲の有無とは少し脱線しますが、セックスの回数が少ない夫婦は、バソプレシンの量が少なく、離婚に繋がりやすいと言われています。