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ボディラインのアンチエイジング(2ページ目)

女性のボディラインは、20代前半をピークにゆっくりと下り坂へ。体型の崩れを防ぐためには、加齢による体質の変化に早めに気づき、食事や運動の習慣を見直し、先手を打うこと。その方法を紹介します。

宇山 恵風

執筆者:宇山 恵風

アンチエイジングガイド

20代後半~30代前半のボディの変化

■24歳~26歳頃の曲がり角~太り始めの転換期
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30歳に近づいたら「自分は太らない体質だ」と思い込まない。

23歳ぐらいまでのボディライン黄金期を過ぎた頃、女性の体は大きな転換期を迎えます。減少傾向にあった体重や体のサイズが、少しずつ増加。ウエストのくびれがなくなりはじめ、バストも垂れはじめて、ボリュームやハリを少しずつ失い、肌もみずみずしさが減りはじめます。相変わらず「自分は太らない体質」と決め込んで、食べたり飲んだりを続けていると、どんどん脂肪がたまってしまいます。体脂肪の増減が、ホルモンよりも、食事と活動によるエネルギー消費に影響されやすくなるという、「転換期」を迎えたから。



■27歳~36歳頃の体型~脂肪沈着期
女性ホルモンの分泌がピークを過ぎたこの頃から、筋肉量も減りだして、同時に基礎代謝も低下します。つまり、「食べても太らない」体質から「食べたものが全部脂肪になる」と思えるぐらい脂肪がつきやすい体質に変わってしまうのです。腹筋、背筋、お尻や太ももの筋肉が減り、代わりに脂肪が増加することで、ボディサイズが増加します。お腹まわりに肉がつき、ウエストやアンダーバストも大きくなります。肌の弾力も低下して下着の跡がついたり、ぜい肉に下着が食い込んでしまったりするのもこの時期です。出産を経験する人も多いので、それがきっかけで劇的な体型変化を迎える人もいます。



20代後半~30代前半のボディケアのポイント:
軽い筋トレやジョギングを取り入れる

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余計なカロリーを取り過ぎないように、食生活を改善しましょう。
結婚や出産などで女性の一生のうちでもっとも忙しいこの時期は、自分の体の変化に気がつかないまま体重オーバーになっていたりする人も多いようです。何もしなくても太らなかった20代前半から、何を食べても太ってしまう体質への劇的な変化は、現実として受け止めにくいものです。そこで対策を3つ提案します。

  • 食事メモや食事日記などで自分の生活を客観的に把握し、改善ポイントを見つけましょう。
     
  • 「甘いものは別腹」は間違い。食べたものは消費しない限り、体に蓄積されます。オフィスでのちょっとしたつまみ食いや家事の合間のお菓子なども、太るもとと考えましょう。
     
  • ホルモン分泌の低下で筋肉量も減少し、体脂肪がつきやすくなるので、軽い筋トレやジョギングなど運動も取り入れましょう。



次のページでは「30代後半以降の体型の変化と対策」についてご紹介します。
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