ごちそう気分の七草粥
今年はいつもと違った七草粥を味わいませんか? 大きな土鍋でコトコト煮込んで作る中華粥。中華粥がよりおいしく食べられるように、七草のしょうゆ漬けを合わせてみました。食卓にどーんとお鍋をのせて、ごちそう気分で食べてください。
七草のしょうゆ漬けと中華粥の材料(2人分)
七草のしょうゆ漬けと中華粥の作り方・手順
中華粥を作る
1:土鍋に材料を入れて火にかけます
米を分量の水に1時間浸します。
土鍋に米、水、酒、すじを取った鶏ささみ、ネギ、生姜の薄切りを入れ、強火にかけます。沸騰したら弱火にして、蓋はせずにアクを取り除きながら40分火にかけます。
土鍋に米、水、酒、すじを取った鶏ささみ、ネギ、生姜の薄切りを入れ、強火にかけます。沸騰したら弱火にして、蓋はせずにアクを取り除きながら40分火にかけます。
2:鶏ささみを取り出します
中華粥を炊き始めて20分経ったら、鶏ささみは取り出して手でさき、塩小さじ1/2とごま油小さじ1で和えます。
3:中華粥を仕上げます
40分経ったら、ネギぎと生姜を取り出し、塩で味付けします。
七草のしょうゆ漬けを作る
4:昆布を切ります
京にんじんは皮を剥いて千切りにし、塩2つまみを加えて塩もみにします。
昆布ははさみで細く切ります。
昆布ははさみで細く切ります。
5:しょうゆ漬けの素を作ります
酒大さじ2を小鍋に入れて、火にかけてアルコール分を飛ばします。この酒、しょうゆ、砂糖、細切り昆布を容器に入れて混ぜてます。
6:七草をゆでます
七草の青菜の部分は1cm幅のぶつ切りに、白い実の部分は薄切りにし、30秒ほどサッとゆでます。
7:密閉袋で七草を漬けます
密閉袋に水気を切った京にんじん、【5】調味料、【6】の七草を入れ、袋を閉じて、もみます。20~30分経てば食べ頃になります。
中華粥に七草のしょうゆ漬けと割いた鶏ささみを添えて、できあがりです。
中華粥に七草のしょうゆ漬けと割いた鶏ささみを添えて、できあがりです。
ガイドのワンポイントアドバイス
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草」と歌われているように、春の七草は昔から1月7日に食べられてきました。春の七草は、1月7日に食べることによって、春の気病、夏の疫病、秋の痢病、冬の黄病を治す効験がある、と中国から伝わってきました。今では正月で食べ過ぎた胃を休め、回復させ、邪気を払って、万病を防ぐ役割として、七草粥が食べられています。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。